ビッグアーサー引退、今後は北海道で種牡馬に

2016年の高松宮記念(G1)や、同年のセントウルS(G2)を優勝したビッグアーサー(牡6、栗東・藤岡健一厩舎)が、現役を引退することが明らかとなりました。同馬を管理する藤岡調教師は5日に同馬の引退を明かし、近日中に登録抹消を行う予定。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定となっております。

ビッグアーサーは2014年4月の未勝利戦を制すと、2015年6月の水無月S(1600万)まで破竹の勢いで5連勝を果たしました。重賞戦線ではしばらく苦戦が続きましたが、昨年の高松宮記念をレコードタイムで勝ち、G1重賞初制覇を飾りました。

今年は故障が続いたこともあり、9ヶ月半ぶりのぶっつけとなった前走のスプリンターズSでは6着に敗れ、これがラストランとなりました。

ビッグアーサーの通算成績は15戦8勝(うち海外1戦0勝)。父サクラバクシンオー、母シヤボナ、母父Kingmamboという血統。ビッグアーサー号、お疲れ様でした。