【エリザベス女王杯2022】ピンハイ✕川田将雅騎手、“善戦ガール”女王戴冠なるか
今年の桜花賞で5着、オークスで4着だったピンハイ(牝3、田中克典厩舎)が、11月13日に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯(G1、芝2200m)へ向かうことが明らかになった。25日、同馬を管理する田中調教師が明かした。鞍上は、前走に続き川田将雅騎手が騎乗予定。
オークス・4着後は休養し、秋は西宮Sを叩いてからエリザベス女王杯というプラン。前走の西宮Sは単勝オッズ1.8倍の圧倒的人気にしっかり応えて快勝した。馬体重12kg増と大きく馬体を増やしながらも、メンバー上がり最速33秒0という鬼脚で差し切る強い内容で秋初戦Vを飾った。
春の牝馬クラシック2戦はいずれも13番人気という伏兵的な立場ながら掲示板内に善戦。トップクラスの争いで通用する能力はすでに示しており、秋初戦も難なく快勝。小柄な牝馬であったが、しっかり馬体重も増やして成長してきた。今回のエリザベス女王杯で、悲願の重賞初V&G1タイトル獲得となるかに注目だ。