中山金杯(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

記事「中山金杯(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!」のサムネイル画像

新年明けましておめでとうございます。中央競馬の幕開けを告げる名物重賞は「中山金杯」です。フルゲートのハンデ戦ということで中々難しそうなレースですが、どのような傾向のレースでしょうか?今回は過去10年間のデータをもとに中山金杯の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が好成績、堅実決着傾向が強め

「1番人気」が3勝を挙げており、勝ち馬は10頭全てが「5番人気内」の馬となっており、勝ち馬は比較的人気馬から出やすい傾向となっています。下位人気を見ますと「10番人気以下」は3着が3回となっており、穴馬は絡んでも3着までです。「6~9番人気」が2着5回となっており、このあたりの人気薄が狙い目となりそうです。2019年と2020年は人気薄2頭が絡む波乱決着となりましたが、1万円以下または1万円台の堅実決着は過去10年で5度あり、比較的堅実決着傾向が強いレースとなっています。

人気データ
人気1着2着3着4着以下
1番人気3142
2番人気2107
3番人気2008
4番人気2116
5番人気1216
6~9番人気05134
10番人気以下~00366
オッズデータ
オッズ1着2着3着4着以下
2.0~2.9倍2010
3.0~3.9倍1033
4.0~4.9倍3206
5.0~6.9倍1207
7.0~9.9倍20210
10.0~14.9倍0406
15.0~19.9倍12111
20.0~29.9倍00018
30.0~49.9倍00314
50.0~99.9倍00028
100.0倍以上00026
馬単/3連単データ
馬単3連単
20132,100 円9,400 円
201414,390 円57,180 円
20152,880 円16,690 円
20163,160 円11,190 円
20172,690 円10,430 円
20181,100 円18,170 円
20197,950 円216,370 円
20203,990 円107,910 円
20212,760 円64,390 円
202228,410 円75,640 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気馬名予想オッズ
1マテンロウレオ3.1
2アドマイヤビルゴ5.2
3ラーグルフ6.7
4フェーングロッテン8.9
5アラタ10.2
6レッドランメルト13.8
7ウインキートス19.9
8カレンルシェルブル22.6
9クリノプレミアム33.3
10ラーゴム39.5
11ワンダフルタウン43.2
12ゴールドスミス49.5
13シャムロックヒル53.2
14エヴァーガーデン59.9
15グラティアス65.2
16サクラトゥジュール82.1
17スカーフェイス119.4
18レインカルナティオ199.0
19ヒュミドール232.2
20フォワードアゲン255.3
21プリマヴィスタ289.3
22エンデュミオン310.3
23コスモカレンドゥラ321.8
24サイモンサーマル365.3

■「内枠有利・外枠不利」&脚質はフラットな傾向

コースは中山競馬場の芝2000mを使用。枠は「3枠」と「4枠」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数と3着内は「2枠」が最多となっています。とくに抜けて好成績を挙げている枠はありませんが、比較的内目の枠が好走している印象です。「7枠」は3着内が0回で、「8枠」は2・3着が1回ずつとなっており、外枠が不振傾向にもあり、内枠有利・外枠不利の傾向が見られます。

脚質は「差し」が最多の6勝を挙げており、3着内の回数も最多です。ただ、「先行」も4勝と勝利数は少なくなく、連対数は最多と好走しています。馬場が荒れる時期の中山でハンデ重賞とくれば、軽ハンデの馬たちが早めに仕掛ける展開になりやすく、そこで前が垂れてくると後方からの差しも決まりやすくなります。先行勢が優勢とされやすい中山の2000mですが、差しも良く決まるため、脚質についてはフラットな目線で予想したいと思います。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠11313
2枠14112
3枠30115
4枠31115
5枠11117
6枠11215
7枠00020
8枠02122
脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ0119
先行46124
差し63748
追い込み00148

■ハンデ「52kg以下」は割り引き

ハンデは「56kg」、「57kg」、「58kg」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「56kg」が最多タイとなっています。極端な傾向は見られませんのでハンデについてはフラットに見ても良さそうですが、3着内が0回の「52kg以下」は割り引いて考えて良さそうです。

馬体重の増減は「-3~+3kg」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。

ハンデデータ
ハンデ1着2着3着4着以下
~52kg00010
53kg01111
54kg12123
55kg12223
56kg22341
56.5kg1022
57kg21014
57.5kg1114
58kg2101
馬体重増減データ
馬体重増減1着2着3着4着以下
-19~-10kg0104
-9~-4kg21119
-3~+3kg43546
+4~+9kg33244
+10~+19kg12215
+20kg~0001
今回減33234
同体重10418
今回増67477

■「6歳」が好成績

年齢は「5歳」と「6歳」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数も最多の「6歳」がとくに好成績です。性別は、3着内に入った30頭全てが「牡馬・セン馬」となっており、牡馬・セン馬が中心となります。所属は「栗東」と「美浦」が5勝ずつを挙げており、東西で大きな差はありません。

馬齢データ
馬齢1着2着3着4着以下
4歳23219
5歳33218
6歳34333
7歳20334
8歳以上00025
性別データ
性別1着2着3着4着以下
牡馬9109112
牝馬0009
セン馬1018
所属データ
所属1着2着3着4着以下
美浦56474
栗東54655

■前走レースは「チャレンジC」に注目

前走レースは、「金鯱賞」が唯一2勝を挙げておりますが、施行時期が12月だった頃の金鯱賞が反映されているため、今回は該当馬がおりません。その他のレースで2勝以上を挙げているレースはありませんが、連対数と3着内の回数は「チャレンジC」が最多となっており、金鯱賞以外では同レースが参考レースとしての重要度が高そうです。

前走着順は「1着」と「3着」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「1着」が最多となっています。前走を勝っている馬は連続好走する可能性が高そうです。

前走レースデータ
前走レース1着2着3着4着以下
金鯱賞2106
チャレンジカップ14415
ディセンバーステークス12223
福島記念11115
マイルチャンピオンシップ1100
アルゼンチン共和国杯1003
ウェルカムステークス1003
リゲルステークス1001
毎日王冠1001
フルーツラインカップ0100
前走クラスデータ
前走クラス1着2着3着4着以下
G111119
G241017
G325546
重賞0001
リステッド/オープン22236
3勝クラス11210
前走着順データ
前走着順1着2着3着4着以下
1着32313
2着1228
3着3116
4着1116
5着0315
6~9着11136
10着以下~10155

■騎手は「松岡正海」に注目

騎手は「F.ベリー」が唯一2勝を挙げていますが、ベリー騎手は2019年に現役を引退しています。その他の騎手で2勝以上を挙げている騎手はおりませんが、1勝を挙げている騎手の中では「松岡正海」騎手が2着3回で連対数はダントツとなっています。

騎手データ
騎手1着2着3着4着以下
F.ベリー2100
松岡正海1303
戸崎圭太1016
M.デムーロ1011
横山典弘1005
吉田豊1004
池添謙一1002
斎藤新1000
松山弘平1000
藤岡佑介0200