【周防灘特別2023予想】人気馬に死角あり!激走期待の〝穴馬〟2選
今週小倉土曜メインレースは芝1200mで行われる2勝クラスの特別戦の周防灘特別です。2021年は51kgの軽量を生かした14番人気のナーゲルリングが勝利し、2着に5番人気のケイアイサクソニー、3着に13番人気のイサチルルンルンが入り大波乱となったものの、過去5年のデータではその他の年は1番人気馬が連対しています。
その他に昨年は1番人気のキャプテンドレイクが勝利したものの、2着には13番人気のサニーオーシャンが入る波乱となっており、二桁人気馬の台頭には要警戒の傾向が読みにくいレースと言えそうです。
今年は明け4歳で本格化が期待されるビッグアーサー産駒のウインモナークが人気の中心でしょう。松岡騎手が主戦をつとめており、前走ではハナ差2着でこのクラス卒業が間近といえますが、休み明け2戦目での2走ボケを考えると危険な人気馬といえるかもしれません。
ここへ台頭してきそうな人気薄で警戒したいのが、クープドクールとメイショウエニシアの2頭。クープドクールはここ数戦は二桁着順が多く、買い材料が少ないですが、2勝のうち1勝を小倉で挙げており、斎藤新騎手を確保して挑む今回は穴馬として狙い目といえそうです。斎藤騎手といえばラブカンプーで2020年のCBC賞を大穴で逃げ切り勝利しており、芝1200m戦の穴騎手としては期待が大きい騎手とも言えます。
メイショウエニシアは藤岡佑介騎手で今回挑む予定となっており、休み明け2戦とも二桁着順と見せ場も作れていませんが、このクラスは逃げて2着、4着と安定しています。休み明け3走目で坂の無い小倉が舞台という条件ならしぶとく粘ってくる可能性は高そうです。スムーズにハナが切れれば面白い1頭といえるのではないでしょうか。
1番人気馬が崩れない傾向が見られる同レースですが、荒れる時は極端な荒れ方をしています。例年の傾向にしたがって1番人気の最有力候補のウインモナークを軸として広く買うか。クープドクールやメイショウエニシアなど妙味のある伏兵から大胆に勝負するか。予想のし甲斐がある一戦となりそうです。