【ダイヤモンドS予想2018】コース、距離、ハンデ、三拍子そろった大穴馬とは
今週はマラソンレース・ダイヤモンドステークスが東京競馬場で開催されます。3400mという長丁場から能力差よりも折り合いなど戦略面が問われるレースです。ハンデ戦ですが過去10年のデータを見れば、上位人気馬はまずまず堅調な結果を残しています。それでも、2012年の勝ち馬ケイアイドウソジンは、前走ダート1800mを16番人気14着からこのレースでを勝利というように、距離適性と斤量を味方につけた大駆けというケースも見受けられます。予想は難しいですが、その分考えるのが楽しいレースの1つですね。
今年のメンバーでは同レース含め長距離での実績豊富なフェイムゲームが一番人気に推されるでしょう。前走もステイヤーズステークスを選択し2着と勢いを持っての参戦になりますが、その分ハンデは見込まれました。58.5kgという斤量が最後に響いてくるのではないかという危惧があります。
一昨年の同レースでも同斤量を背負ってトゥインクルの2着に敗れてしまっていることから、実力では抜けているとは言え安心して任せられるとは限りません。配当を鑑みれば嫌うべきとも言えるでしょう。
そこで注目したいのがトウシンモンステラ。管理厩舎は看板馬のコパノリッキー引退でやや寂しくなってしまった印象の栗東・村山厩舎です。今回は53kgという軽斤量での出走という点も魅力的ですが、東京2500m以上の長距離コースへの適性が何よりも注目のポイントです。
昨年はダイヤモンドSと秋のアルゼンチン共和国杯に出走しましたが、14番人気4着と15番人気6着といった、大幅に人気を上回る結果を残しています。今回も人気薄が予想されますが、再度人気を大幅に上回ってくるとなれば、いよいよ馬券圏内も見えてくるでしょう。
鞍上はアルゼンチン共和国杯でも騎乗した北村宏司騎手が手綱を握ります。これまでオープンにあがってからは4着が最高と、3年以上馬券に絡んでいない寂しい成績ですが上記の実績から今回は大穴で狙ってみたいです。