【京都記念2023予想】人気薄濃厚の〝リピーター〟に要注目!

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今週からは阪神競馬が開幕。日曜メインは京都記念です。マイルや長距離路線も参戦しやすい中距離G2ということで、春のG1戦線を狙う馬たちの始動レースに選ばれることも多い一戦です。今年もドウデュース、エフフォーリア、キラーアビリティと3頭のG1馬が集まりハイレベルな一戦を予感させてくれています。

輝かしい実績のG1たちも魅力ですが、今回注目しているのは昨年の勝ち馬で8歳セン馬のアフリカンゴールドです。

昨年は12番人気ながらも逃げ切り勝ちを果たしてファンを驚かせてくれましたが、その後は5戦して7着、16着、12着、10着、9着とこの1年は大敗続きです。ここは何とか昨年勝った舞台で復活を果たしたいところでしょう。とは言え、昨年は中日新聞杯・2着、日経新春杯・5着からというローテーションで臨んでおり、臨戦過程の良さがありました。今年は惨敗続きで復活Vを目論んでという臨戦過程。勝手の違う今年は期待値も変わってくるでしょう。

ただ、この京都記念はリピーターが強い競馬をするレース。一昨年2着だったステイフーリッシュが3年連続3着以内に入っており、2016年と2017年はサトノクラウンが連覇を果たし、2013年に勝ったトーセンラーは翌年で2着に入っています。今年の出走馬で昨年3着以内に好走しているのはアフリカンドールドのみということで、リピーターで狙うならこの馬しかいません。

今回同型でユニコーンライオンがおりますが、有力馬の大半は中団よりも後方の位置取りとなりそうな気配。開幕週の馬場なら前が残ってきそうですし、チャンスは十分。得意の阪神2200、開幕週、有力馬が後方待機と好条件が揃っています。けん制しあう展開となれば昨年の再現もあり得るでしょう。

ということで今年の京都記念は、リピーターのアフリカンゴールドが今年も粘ってくれると予想して、有力視したいと思います。