【阪神大賞典2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
天皇賞春へと繋がる重要なステップレース「阪神大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ボルドグフーシュ(牡4、宮本博厩舎)
3/15(水)栗東・坂路(良)4F55.4-3F40.5-2F26.1-1F12.7(馬なり)
川田将雅騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強いフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12秒7をマークしてゴール。終始馬なりの軽めの内容でしたが、1週前にはしっかり負荷をかけられているので、調整程度で問題はないでしょう。その1週前は、川田騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、併せた古馬2勝クラスのセイイーグルに2馬身先着し、6F79.9-1F11.4の好時計をマーク。6F80秒を切る好時計を楽に出しており、しまいも11秒4の切れ味を見せて持ち味である決め手も健在です。始動戦へ向けて、万全の態勢を整えてきている印象です。
ジャスティンパレス(牡4、杉山晴紀厩舎)
3/15(水)栗東・CW(良)6F81.8-5F66.0-4F51.1-3F36.8-1F11.6(馬なり)
C.ルメール騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬エルトンバローズを2馬身追走し、直線は馬自らが内から前を捉えていき、ラスト1Fは11秒6の脚で伸びて併入しました。1週前はCWコースで一杯に追われ、先行した同じ併せ馬のエルトンバローズを11秒2の末脚で差し切ってゴール。時計は7F97.2-1F11.2と長めにやってしまいは11秒2でまとめる好時計で、併走馬も楽に差し切ってと文句なしの動きと時計です。馬体重は火曜の時点で480kgと大きく増やしており、休養を経て馬体も成長。初戦から期待できる仕上がり状態にあると考えてよいでしょう。
サンレイポケット(牡8、高橋義忠厩舎)
3/15(水)栗東・坂路(良)4F52.2-3F37.7-2F24.5-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。しまい重点に追われ、ラスト2Fは12秒3-12秒2の好ラップでまとめてゴール。しまいをここまでキレイな加速ラップで締めてきたのは久々で、8歳とは思えぬ脚さばきを披露しました。1週前はさらに好内容で、CWコースで3頭併せを行い、外を大きくまわって直線は追走した併せ馬2頭を2馬身以上も突き放して最先着でゴール。時計は6F79.4-1F11.3の猛時計で、前走時の1週前と比べると相当時計を縮めてきています。促されてからの反応、手前替え、伸びやかさとどれをとってもスムーズで、ここは絶好の仕上がりで臨めそうです。