【阪神大賞典2023予想】〝高配当の使者〟はこの馬だ!

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阪神競馬の日曜メインは春の天皇賞を目指す馬たちが参戦するG2の阪神大賞典が行われます。今年は14頭のスタミナ自慢が集結しました。今回注目すべき馬として挙げたいのはステイゴールド産駒の8歳セン馬、アフリカンゴールドです。

アフリカンゴールドはG2京都記念を勝った重賞馬ですが、人気には欠けており、ここ12戦連続で二桁人気となっています。しかし、京都記念を12番人気で勝利し、G3中日新聞杯では17番人気で2着に入るなど、決して侮れない1頭です。

前走の京都記念では9着に敗退していますが、序盤にユニコーンライオンとキングオブドラゴンという矢作厩舎の速い逃げ馬2頭にカットされるという不運に見舞われ前半から自分のリズムを作れずにいました。

今回の阪神大賞典には先行争いをする馬がおらず、スムーズに前を取ることができる可能性が高そうです。人気薄の逃げ馬という立場でマークはそこまで厳しくはならなそうですし、自分の競馬に集中することができるでしょう。

そして阪神大賞典と言えば“ステイゴールド産駒”。2012年には、オルフェーヴルが「世紀の大逸走」と呼ばれる壮絶なレースから巻き返して2着に入りました。そして、その後の2013年から2015年まで、ゴールドシップが3連覇を達成し、2018年にはレインボーラインも勝利を収め、通算4勝を挙げています。血統的な後押しは十分と言えるでしょう。

また、3000mの距離を逃げ切ることができるかどうかも疑問視されていますが、菊花賞の直線では横綱競馬を見せ、スタミナには不安はないようです。自分のペースで逃げられる可能性が高い今回のレースは粘りきってくれるのではないでしょうか。