【クイーンエリザベスS予想2023】ユニコーンライオン、2強の牙城崩せるか?

今週土曜は中山でニュージーランドトロフィー、阪神で阪神牝馬ステークスが行われますが、オーストラリアのランドヴィック競馬場では第70回となるクイーンエリザベスステークスが開催されます。ランドウィック競馬場と日本では時差1時間と短いため、出走時刻はJRAも開催中の14時55分予定となっています。

日本からはユニコーンライオンが日本でもおなじみのレーン騎手騎乗で挑む予定となっています。

ジャパンカップ16着、京都記念7着からの参戦で勢いがありませんが、オーストラリアの芝コースは日本馬にとっては相性がいい舞台だけにどこまでやれるか注目です。

ストリートボス産駒の地元の4歳馬アナモーは現在3連勝中と勢いがあり、これまで24戦14勝と高い勝率を誇ります。

地元の利も含めるとかなり有利な立場にいる1頭といえそうですが、2000mという距離設定に若干の懸念点もあり、1番人気ながらジリジリとしか伸びなかった昨年11月のマッキノンステークス以来となる今回、距離短縮で3連勝中となっているところで再度の距離延長がどう出るのかが気になります。

またイギリスから遠征のプライドオブドバイ産駒のドバイオナーも注目の一頭です。

これまで15戦5勝、2着4回と連対率は50%を超えており、前走でオーストラリアの芝コースは経験済。ムーア騎手騎乗で芝2000mのG1・ランヴェットSを勝利しており、アナモーよりも芝中距離適性は高そうなだけに単勝ならドバイオナーに妙味があるかもしれません。

2強対決といった構図になっており、胸を借りる立場のユニコーンライオンの人気はそこまであがってこないででしょうが、数多くの日本馬を大舞台で勝利に導いてきたレーン騎手騎乗でマイペースで前目で運べれば2,3着の馬券圏内も狙えそうです。