【函館スプリントS予想2018】いよいよサマーシリーズ開幕!“夏は牝馬”で間違いなし?
次週からは函館競馬が始まり、いよいよ夏競馬が開幕!開幕週の日曜メインを飾るのはサマースプリントシリーズ第一弾「函館スプリントステークス」です。夏は牝馬の格言通り、昨年は3歳牝馬のジューヌエコール、一昨年も3歳牝馬のソルヴェイグが優勝を果たしており、牝馬の活躍が目立つレースです。
今年も有力馬に牝馬が多数。牝馬が好走するという例年の傾向は今年も続くのか?人気上位が予想される牝馬を以下にピックアップしてみました。
ワンスインナムーン(牝5、斎藤誠厩舎)
重賞は未勝利ですが、昨年はスプリンターズSで3着に逃げ粘りG1でも善戦。昨年は7戦して「3-1-1-2」と安定しており、高松宮記念と香港スプリントでは二ケタ着順に敗れたものの、G1以外のレースでは大きく崩れることは少ない馬です。
前走の京都牝馬Sは香港からの海外帰りで馬体重がプラス13kgと状態が整わず、逃げて5着という結果に終わりました。レース数も多く疲れも心配ですが、昨年も夏の時期に連勝しており、夏は走ってくれる馬です。メンバー的にもここは上位の存在、悲願の重賞初制覇を目指すワンスインナムーンにとっては絶好のチャンスとなりそうです。
ナックビーナス(牝5、杉浦宏昭厩舎)
これまで25戦して複勝率72%(6-8-4-7)と、抜群の安定感を誇るナックビーナス。前走の高松宮記念でもオーシャンSから中2週というタフなローテーションにもかかわらず3着に善戦し、G1の舞台でもその安定感は健在であることを証明しました。
重賞未勝利なのが不思議なくらいですが、前走からメンバーの格が落ちるここは悲願の重賞初制覇を果たす絶好のチャンスです。洋芝の実績もあり、好条件の多い一頭です。
ダイアナヘイロー(牝5、大根田裕厩舎)
昨年夏は怒涛の4連勝で北九州記念を制し、重賞初制覇を達成。今年も2月に阪急杯を制し、重賞2勝目を果たしました。前走の高松宮記念では18着と大きく崩れましたが、夏場は得意な馬で実績的にも上位の存在です。
逃げの手もある安定した先行力が武器ですが、昨年秋のスプリンターズSでは15着、年始のシルクロードSでは1番人気に推されるも16着と、成績に波があり買い時が難しいのが難点。力を出せる仕上がりなら。
以上、人気上位が予想される3頭の牝馬をピックアップいたしました。