【JRAレパードS予想】狙うは〝2頭出しの人気薄〟格言通りとなるか?
日曜の新潟メインは3歳ダート重賞のG3「レパードステークス」が行われます。中央競馬で行われる貴重な3歳重賞のためか、例年頭数が揃うことが多く、今年も有力3歳馬が多数参戦してきました。
そんな中で注目しているのは、アジアエクスプレス産駒のベンダバリラビアです。
アジアエクスプレスと言えば2014年のレパードステークス覇者で、親子制覇がかかっています。「ベンダバリラビア」という馬名はスペイン語で「疾風怒涛」という意味で、デビュー戦の勝利と3戦目の1勝クラスを勝った2戦の勝ちっぷりは、まさに名は体を表すような「疾風怒涛」の差し切り勝ちを魅せてくれました。
ところがオープン入りとなってからの3戦は7着、9着、10着と敗退続き。今年序盤で見せていたあの末脚は鳴りを潜めてしまったせいか、このメンバーの中では評価はかなり下となりそうです。
ただ、陣営の復活にかける想いは大きく今回は初のブリンカー着用ということで、工夫もしてきました。父のアジアエクスプレスもレパードステークスで初めてブリンカーを着用し、12着に大敗した前走のユニコーンステークスから巻き返して勝利しています。
アジアエクスプレスはレパードステークスまでに朝日杯フューチュリティーステークスを制するほどの実績がありましたが、その息子であるベンダバリラビアは、実績面ではまだまだですが、父同様にレパードステークスで初ブリンカーを着用となれば復活に期待したくなります。
さらに所属している寺島良厩舎は今回のレパードステークスは2頭出し。僚馬のクールミラボーは、前走古馬との混合となった2勝クラスで上がり最速で2着に善戦。今回は人気を集める1頭となるでしょう。クールミラボーに注目が集まるならベンダバリラビアは気楽にレースに臨めますし、「2頭出しは人気薄」という格言もあるくらいですから思い切ったレースもできるでしょう。
ということで3歳限定ダート重賞のレパードステークスは、復活を狙うベンダバリラビアが復活勝利も十分にあると期待して応援したいと思います。