【注目新馬】アドマイヤと相性の良い馬名とは?
冠名アドマイヤと言えば多数の名馬を出し、一世代の叩き上げながら大御所の一角と言っても過言ではない馬主でしょう。近年不振が続いていたもののアドマイヤリードのヴィクトリアマイル制覇で見事復活を遂げました。5文字という長い冠名のため、馬の名付けには中々苦労していることかと思いますが、結果を残しているのは意外と単純なネーミングの馬に多かったりもします。
ダービー馬のアドマイヤベガは母ベガから、短距離・マイルで活躍したアドマイヤコジーンも父コジーンから、G1勝利こそ得られませんでしたが掲示板までは常連だったアドマイヤキッスも母キッスパシオンから一部いただくなど、シンプルにストレートなネーミングが功を奏すこともあるのかもしれません。
そういった意味で注目したいのが今週日曜の阪神5Rの新馬戦でデビュー予定のアドマイヤジャスタ。その名の通り父は今年の注目新種牡馬のジャスタウェイに母はアドマイヤテレサということで、半兄にアドマイヤラクティのいる、オーナーとしても愛着のある良血統です。
父ジャスタウェイは先週アウィルアウェイが衝撃のデビュー勝利を決め、ハーツクライ系ということで今後の成長力も含め期待されている種牡馬です。良血統のアドマイヤジャスタにとって芝1800mでのデビューはクラシックも意識しての期待の現れと言えるでしょう。鞍上にはルメール騎手を迎え必勝態勢で挑みます。
最大のライバルとなりそうなのがセレクトセールで1億8000万円の値がついたキングカメハメハ産駒のホウオウライジン。こちらはデムーロ騎手を想定されており、母系をたどればディープインパクトやブラックタイドを輩出し、レイデオロやゴルトブリッツにも連なるウインドインハーヘアを祖とした文句なしの血統を持っており、豪華すぎるメイクデビューとなります。
メイクデビューということで馬券的注目度は低いかもしれませんが、来年のクラシックを占う上でも見逃せないレースとなりそうです。