【セントライト記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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菊花賞トライアルの「セントライト記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ソールオリエンス(牡3、手塚貴久厩舎)

9/14(木)美浦・南W(良)6F82.1-5F66.9-4F52.9-3F38.3-1F11.7(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。5歳3勝クラスの僚馬ドゥラモンドを5馬身追走し、前半はしっかり脚を溜めて追走。3~4コーナーでジワジワと差を詰め、直線入り口で内から並びかけると、ラスト1F11秒7の脚で伸びて最後まで余裕の脚取りのまま1馬身突き放してゴールしました。1週前は横山騎手を背に稍重の南Wで3頭併せを行い、6F80.5―1F11.3の好時計をマークし、併せた2頭に先着。時計は自己ベスト更新で、加速ラップも優秀です。今回は叩きの一戦となりますが、現状不安点は全くない状態に仕上げられていると見て良さそうです。

キングズレイン(牡3、手塚貴久厩舎)

9/14(木)美浦・南W(良)6F84.0-5F68.3-4F53.4-3F38.9-1F11.5(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬フロムナウオンを先行させ、6歳オープンのウインマリリンを後ろに置き、道中は真ん中で折り合って追走。直線入り口で横一線に並ぶと、強め追われてラスト1F11秒5をマークし、併入に持ち込んでゴールしました。直線の手応えは相手の2頭に勝るほどではありませんでしたが、道中の操縦性・折り合いはこの馬の方がスムーズに見えました。1週前は南Wで3歳オープンの僚馬ソールオリエンスと3歳1勝クラスのレヴォルタードと3頭併せを行い、6F81.7―1F11.5をマークし、ソールオリエンスにクビ差遅れ、レヴォルタードに1馬身先着してゴール。ラップも優秀で自己ベストを更新しており、併せた相手も強い馬で、中身の濃い追い切りを消化してきています。「ホープフルSの出来にある」という陣営のコメントからも、ここは好状態でレースに臨めそうです。

シャザーン(牡3、友道康夫厩舎)

9/14(木)栗東・坂路(良)4F55.6-3F40.2-2F26.0-1F11.9(馬なり)

栗東坂路で単走。他厩舎の馬がいない時間帯で、1頭ゆったりと馬場の真ん中を軽快に流す軽めの追い切りを消化。ラスト1F11秒9としまいだけキレを見せてゴールしました。1週前には岩田望来騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて7F95.2―1F11.5をマークし、1頭にクビ差遅れ、もう1頭と併入しました。長めに追われながら全体でもしっかり速い時計をマークしており、しまいも11秒4―11秒5の加速ラップでまとめてゴールと、十分な負荷がかけられています。最終は軽めでしたが、先週の時点であらかた態勢は整った様子で、万全の態勢を整えてきている印象です。