【ローズステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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秋華賞トライアルの「ローズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ソーダズリング(牝3、音無秀孝厩舎)

9/13(水)栗東・坂路(良)4F51.7-3F37.2-2F24.1-1F11.9(馬なり)

武豊騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスのモズブーナーを内から追走。終始馬なりで手綱は持ったままでしたが、楽な手応えでラスト1F11秒9の好時計をマークし、相手を内からあっさりと交わして半馬身先着しました。1週前は坂路で2頭併せを行い、一杯に追われた古馬オープンの僚馬ピクシーナイトに半馬身先着し、4F50秒7―1F12秒0の好時計をマーク。4Fは自己ベスト更新の好時計で、G1馬の僚馬に先着と確実に成長を見せています。時計・動きともに文句なしで、万全の態勢を整えていると見て良いでしょう。

ラヴェル(牝3、矢作芳人厩舎)

9/13(水)栗東・坂路(良)4F50.8-3F37.1-2F24.7-1F12.8(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチを前進気勢たっぷりに駆け上がり、他厩舎の馬を手応え良く交わしてラスト1Fは12秒8をマークしてゴール。ラスト2Fは11秒9―12秒8と最後は失速ラップでしたが、テンからスピード感たっぷりに飛ばしていき、全体時計は自己ベストを更新とよく動いています。1週前は坂井瑠星騎手を背にCWコースで強めに追われ、6F85秒6―1F11秒5の好時計をマーク。ここではしまい重点に追われてラスト2F11秒7―11秒5と上々の加速ラップをマークしています。これだけ動けているのであれば、状態面は良好と見て間違いないでしょう。

ココナッツブラウン(牝3、上村洋行厩舎)

9/13(水)栗東・CW(良)6F84.8-5F68.7-4F54.0-3F38.2-1F11.4(馬なり)

栗東CWコースで3頭併せ。僚馬2頭を追走し、直線はラスト1F11秒4のキレを見せ、2頭に半馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、馬なりながらラスト1Fは自己ベストを更新しており、しまいの脚は堅実です。1週前はCWコースで2頭併せを行い、ラスト1Fは11秒6の脚で伸びて2頭に先着しました。先週・最終とややラップはチグハグでしたが、先週はしまい11秒6、最終は11秒8―11秒4の加速ラップでまとめてと、上々の伸びを見せています。こなしている本数自体は少なめですが、併せ馬を交えてしっかり負荷はかけられており、しまいも速い脚を使えています。ややテンションが高いところがある馬ですが、追い切りでは鞍上の指示通りに動けており、本番が楽しみな1頭です。