ソールオリエンスの牙城を崩すのは誰か?「一強」ムードのセントライト記念、狙い目は“先行馬”

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いよいよ今週は菊花賞トライアル「セントライト記念」が開催。2022年2着のアスクビクターモア、2021年13着のタイトルホルダー、2015年1着のキタサンブラックが次走で菊花賞を制しており、菊花賞を占う上でも見逃せない一戦となる。

何と言っても注目は今春のクラシックで主役を張ったソールオリエンスだ。ぶっつけで挑んだ皐月賞を差し切り快勝し、続く日本ダービーでもクビ差の2着に好走。この2着もほぼ勝ちに等しい内容で、皐月賞で完封したタスティエーラが先に動いていき、ソールオリエンスも外から追撃するがクビ差届かずの2着だった。実際、ゴール直後にかわし切っており、動き出しがもうワンテンポ早ければ結果は違っていたかもしれない。

後ろからこの馬を差すとなると中々難しいだろう。狙うなら逃げ・先行タイプからが良さそうだが、前目で競馬ができる有力馬となると、ホープフルSを番手から抜け出して快勝したドゥラエレーデか、未勝利、1勝クラス、2勝クラスと3戦連続逃げ切り勝ちを果たしているウィズユアドリームあたりが候補となりそうだ。舞台も前目が有利になりやすい中山コースということで、逃げ・先行馬が行ききるパターンで勝負しても面白いのではないだろうか。

ソールオリエンス自身も皐月賞のようにコーナーでゆっくり加速させて行く方が末脚を発揮してくれそうで、舞台はよりマッチしそうな気配はあるが、先週の中山開催を見る限りかなり時計は出やすい馬場となっており、前目からも狙いたくなる。休養明けで前哨戦という条件なら、他馬にも付け入る余地は有りそうだ。