【加付式“連番の法則”2023】第4回東京・第2回京都・第4回新潟の結果から出現傾向を探る

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秋のGⅠレースが始まった第4回東京・第2回京都、そして今年最後の新潟開催が終了した。出現結果から法則傾向を探ってみよう。

まずは、開催終了3場の全体傾向をまとめておこう。

東京・京都 各9日間(各108R)、新潟 6日間(72R)
-東京京都新潟合計出現率(%)
ALL連番10(5)16(6)32910.1
一組連番48(14)46(7)33(7)12744.1
同番1188(1)279.4
合計697044--
出現率(%)63.964.861.1--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

3場、計288レースでの法則決着は、「一組連番」が計127レース、「ALL連番」が計29レース、「同番」が27レース。秋競馬開幕の前節では不調に陥った「同番」が復調、「ALL連番」は引き続き好調であった。超高額の100万超は東京から2回、新潟から2回の計4回。また10万超高額は計40回で、うち新潟から13回と他2場よりも一週(3日間)少なかったにも関わらず同等の絶対数を残した。

この間の重賞競走は、菊花賞と秋華賞の3歳3冠最終戦に天皇賞のGⅠ3戦を含め計10戦で、法則決着は8回。菊花賞の「同番」決着の他、「ALL連番」1回、残る「一組連番」6回であった。

それでは、「開催場別の結果・傾向と出現傾向」を探ってみたいと思う。

東京

秋競馬本番を迎えた第4回「東京」が終了。全9日間の開催で、「一組連番」は108レース中48レース、「ALL連番」が10レース、「同番」が11レース。3場計4回の100万超のうち2回がこの東京から。「ALL連番」「一組連番」からの各1回で、共に軸馬は推奨人気内(5番人気)からであった。特に「ALL連番」は、その5番人気との人気薄「同枠」絡みであった。さらに10万超3回でも、その内2回が「同枠2頭絡み」であったので、「ALL連番」狙いにおいては、法則術での的中率が極めて高かった開催といえた。さらにGⅠ天皇賞(秋)においても、高額とはならなかったが「同枠・一組連番」決着。また「同番」においては10万超高額4回のうち3回が推奨人気軸との「同番」からであった。連続となる次開催でも、推奨人気から軸を絞り、「同枠絡み」や「同番」狙いが引き続き好配当への近道(少額投資)かもしれない。

第4回東京 (全9日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
93.8%
(45/48)
90%
(9/10)
90.9%
(10/11)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
29.2%
(14/48)
50%
(5/10)
0%
(0/11)
重賞(全6R)4回1回0回
L競走(全4R)1回0回1回
100万超(全108R)1回1回0回
10万超(全108R)7回3回4回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 100万超:1→2→3着 12番人気→13番人気5番人気【332万】※太字「一組連番」
  • 10万超:推奨人気軸 割合 57%(4回/7回中)、同枠・一組連番 割合 29%(2回/7回中)
  • 重賞データ:推奨人気軸 割合100%(4回/4回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超:推奨人気軸 割合 75%(3回/4回中)、「一組連番」条件重複 割合 50%(2回/4回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 27%(3回/11回中)

「ALL連番」 参考データ

  • 100万超:1→2→3着 10番人気→12番人気→5番人気【332万】※太字 同枠2頭
  • 10万超:推奨人気軸 割合 67%(2回/3回中)、「同枠2頭絡み」 割合 67%(2回/3回中)
  • 重賞データ:推奨人気軸 割合100%(1回/1回中)

京都

東京と同時開幕の第2回「京都」も終了。全9日間の開催で、「一組連番」は108レース中46レース、「ALL連番」が16レース、「同番」が8レース。開催3場の中では比較的「堅め決着」が多かった。100万超は無く、10万超も「ALL連番」「同番」は東京と同程度に出現したが、確率メインの「一組連番」が2週目以降「0回~1回」と低調に終わった。そんな中際立ったのは、10万超「ALL連番」3回中2回がともに2番人気1着かつ「同枠2頭絡み」であったことと、10万超「同番」4回中3回がすべて1・2番人気との「同番」であったことか。どちらも人気薄相手を抑えておくことが大事であることを結果で残した。GⅠ秋華賞(一組連番)と菊花賞(同番)は堅い決着に終わったが、菊花賞では推奨術のひとつ「1番人気3着付け」で、なんとか万馬券に。東京同様連続となる次開催では、「一組連番」での「同枠率と高額配当率」の復活を期待したい。

第2回京都 (全9日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
97.8%
(45/46)
100%
(16/16)
87.5%
(7/8)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
15.2%
(7/46)
37.5%
(6/16)
0%
(0/8)
重賞(全4R)2回0回1回
L競走(全2R)2回0回0回
100万超(全108R)0回0回0回
10万超(全108R)6回3回4回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 10万超:推奨人気軸 割合 83%(5回/6回中)
  • 重賞データ:推奨人気軸 割合100%(2回/2回中)
  • L競走データ:推奨人気軸 割合100%(2回/2回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超:推奨人気軸 割合 75%(3回/4回中)、「一組連番」条件重複 割合 25%(1回/4回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 13%(1回/8回中)

「ALL連番」 参考データ

  • 10万超:推奨人気軸 割合 100%(3回/3回中)、「同枠2頭絡み」 割合 67%(2回/3回中)

新潟

今年最後の開催となった第4回「新潟」が終了。全6日間の開催で、「一組連番」は72レース中33レース、「ALL連番」が3レース、「同番」が8レース。中央2場よりも1週少ない開催ながら、100万超2回、10万超13回と荒れるローカル開催の真骨頂「高額配当」を法則からも多数輩出した。「ALL連番」こそ揮わなかったが、1週目には「同番」から10万超2回、2週目には確率メイン「一組連番」から10万超5回、最終3週目にも「一組連番」から2レース連続での100万超に加えて10万超4回と法則・大爆発での最終開催であった。そして大爆発の高額配当でも、100万超2回は2回共、そして10万超13回中11回で推奨人気軸からの法則決着であった。つまりここでも「相手人気薄」を法則で抑えることで高額ゲットは叶うことを示したのである。来年も新潟では、特に相手2桁人気の人気薄を積極的に抑えることをお勧めしておこう。

第4回新潟 (全6日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
93.9%
(31/33)
100%
(3/3)
100%
(8/8)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
21.2%
(7/33)
0%
(0/3)
12.5%
(1/8)
L競走(全3R)1回1回0回
100万超(全72R)2回0回0回
10万超(全72R)11回0回2回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 100万超:1→2→3着 17番人気→2番人気→3番人気【134万】※太字「一組連番」
  • 100万超:1→2→3着 11番人気4番人気→10番人気【105万】※太字「一組連番」
  • 10万超:推奨人気軸 割合 91%(10回/11回中)、同枠・一組連番 割合 27%(3回/11回中)
  • L競走データ:推奨人気軸 割合100%(1回/1回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超:推奨人気軸 割合 100%(2回/2回中)※3着1番人気との「同番」1回
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 25%(2回/8回中)※同枠・一組連番 1回

「ALL連番」 参考データ

  • L競走データ:推奨人気軸 割合100%(1回/1回中)