【観月橋ステークス2023予想】勢いに乗る3歳馬2頭に注目!
今週土曜京都10レースに組まれているのは、ダート1900mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦、観月橋ステークスです。
京都競馬場改修中だった過去3年は開催がなく、その前を見ても1800mで開催されていたため距離設定も現在とは異なり傾向が読みにくいレースとなっていますが、2018年には後にフェブラリーステークスを制したインティが勝利し、2019年の勝ち馬メモリーコウもオープン入り後は息の長い活躍を見せるなど、今年の勝ち馬にも期待したいデータは残っています。
上位人気想定馬では上がり馬の3歳馬2頭に期待したいところで、モーリス産駒のゼットリアンは、ここ3戦でダート1800mを1勝2着2回と安定感ある走りを見せており、今年2月のリステッドレースのヒヤシンスステークスでは11番人気と低評価ながらペリエール相手の2着に健闘しており、レベルの高いレースで結果を出していることから今回も十分勝ち負けが見込めそうです。
そして、ルーラーシップ産駒のレッドプロフェシーは主戦が固定されない中、大敗を喫したのは今年5月に東京ダート2100mで行われた1勝クラスの12着のみと安定感のある走りを見せています。そこでも3コーナーで膨れてしまい自身の競馬ができなかったことが敗因と考えられ、その後にレースキャリアも積んで1勝クラス、2勝クラスとも4コーナーで前を射程圏内に入れる積極的な競馬で勝利しており、今回も大崩れしないものと思われます。
前走の2勝クラスこそダート2400mと長距離を制していますが、未勝利・1勝クラスはダート2000mを勝利していることから、今回のダート1900mという距離設定も不安はないでしょう。短期免許マーカンド騎手とのコンビですが、鞍上は選ばないタイプということで、こちらもゼットリアン同様に勝ち負けが期待できそうです。
対する古馬ではこのクラス前走3着のルーラーシップ産駒のラズルダズルやこのクラスでは2着、3着の実績があるコパノニコルソンが強敵となりそうですが、近走の勢いも含めて今回は3歳馬に期待してみたいですね。