【デイリー杯2歳ステークス2023予想】新種牡馬サイヤーランキング1位の父を持つナムラフッカー、産駒の勢いで重賞制覇へ!

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今週の土曜日、京都競馬場では2歳重賞「デイリー杯2歳ステークス」が行われます。マイルチャンピオンシップが行われる京都のマイル戦という背景があり、ここで上位になった馬からはクラシック路線よりもその後のマイル路線で活躍する馬が多く出走しています。

今後のマイル路線での活躍が期待される馬として特に注目しているのは、スワーヴリチャード産駒のナムラフッカーです。

前走は1勝クラスの紫菊賞に出走し3着。微妙に物足りないとの評価もありましたが、今回の出走馬11頭を見てみると、その中で5頭が新馬戦勝ちの1戦1勝馬であり、3頭が重賞に出走後の参戦、2頭が未勝利戦勝馬という中で、1勝クラスの平場はナムラフッカーのみとなっています。前走勝利馬の素質や能力が抜けている可能性もありますが、1勝馬が大半を占める中で、ナムラフッカーも前々走を勝っている1勝馬として、前評判ほどの差はないことが分かります。

なお、ナムラフッカーの父は新種牡馬サイヤーランキング1位のスワーヴリチャードであり、産駒の今後の活躍の期待も含めて、注目度の高い1頭となります。先週の京王杯2歳ステークスで勝ったコラソンビートもスワーヴリチャード産駒であり、産駒の勢いがあることも大きなポイントです。

さらに、調教の面でも今週先週と2週連続でラストが11.5を切るなど、非常に好調な状態が続いています。今週はCウッドコースが時計が出やすいことも考慮しつつも、順調に調教時計を詰めていることから、徐々に力をつけていると考えられます。

このような状況から、今週のデイリー杯2歳ステークスでは、新種牡馬サイヤーランキング1位の父を持つナムラフッカーが産駒の勢いに続いて重賞制覇を果たすことに期待しています。