ラジオNIKKEI賞(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末から福島競馬が開催されます。開幕週の日曜メインを飾る重賞は「ラジオNIKKEI賞」です。昨年は2番人気のセダブリランテス、一昨年は1番人気のゼーヴィント、その前が1番人気のアンビシャスと、近年の勝ち馬はその人気にしっかり応えておりますが、3歳のハンデ重賞ということで波乱にも警戒したいレースです。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にラジオNIKKEI賞の傾向を探っていきたいと思います。なお、枠番・脚質データについては、中山競馬場で行われた'11年を除いた9回分のデータをまとめました。

■人気上位馬の信頼度はそこまで、伏兵馬にもチャンスあり

「1～3番人気」の成績は「6-4-3-17」となっており、複勝率は43.3%とそこまで高くはなく、人気上位馬に全幅の信頼は置き難いです。5番人気や8番人気が2勝ずつをあげており、伏兵馬にもチャンスは十分。波乱も考慮して広く構えおくのが良いかもしれません。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「2枠」が好走傾向に、脚質は「逃げ・先行馬」に注目

コースは福島競馬場の芝1800mを使用。「2枠」は勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。脚質は先行・差しのいずれも4勝ずつをあげておりますが、「先行馬」は勝率・連対率がトップです。「逃げ馬」も勝ち馬こそゼロ頭ですが、2,3着に2回ずつ入線しており複勝率ではトップ。直線の短いローカル小回りコースということもあってか、前が残りやすい傾向となっております。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、中山競馬場で行われた2011年を除いた過去9回分のデータになります。

■ハンデは「54kg」、馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

ハンデは最多の6勝をあげている「54kg」に注目。馬体重は最多の7勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目です。馬体重の増減は、馬体重が減っている馬が好走傾向にあります。

■「牡馬」＆「関東馬」が中心

「牡馬」が中心で、牝馬で馬券に絡んだのは'16年に2着に入線したダイワドレッサー（3番人気）1頭のみ。所属は8勝をあげている「関東馬」が中心です。

■前走は「プリンシパルS」に注目

前走は2勝をあげ、馬券圏内の頭数が最多の「プリンシパルS」に注目。前走着順は「1着馬」が5勝をあげ好成績ですが、3着内に入った述べ30頭中12頭は前走が6着以下だった馬で、前走からの巻き返す馬も目立ちます。

■騎手は「戸崎騎手」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「戸崎騎手」に注目