【カーバンクルステークス予想2024】適度なレース間隔が鍵?
新春中山競馬3日連続開催の最終日にメインレースとして組まれているのが、芝1200mで行われる4歳以上オープンの別定戦カーバンクルステークスです。
フルゲート16頭に登録18頭となっていましたが回避が続き、除外対象となっていた2頭、リオンディーズ産駒のアビッグチアにキング騎手、2歳時にはデイリー杯2歳ステークスを逃げ切りで制しているリアルスティール産駒のオールパルフェに丸田騎手と、それぞれ参戦が叶いました。
過去5年のデータを見ると2021年から昨年までの3年間はハンデ戦で現在とは条件が異なりますが、注目したいのがローテーションで、中3週以内と詰めた間隔で参戦してきた馬が【0-1-0-18】、勝ち馬5頭をみると中4週から8週となっており、適度に間隔をあけての参戦が望ましいようです。
今年の登録馬では前述のアビッグチア、オールパルフェの2頭が連戦気味での参戦となっており、出走こそ叶ったもののデータ的には厳しい内容となっています。
また4か月前後の休み明けとなるモーリス産駒のモリノドリーム、半年以上の休み明けとなるファンタジーS勝ちの実績があるキンシャサノキセキ産駒のリバーラ、2か月半の休み明けとなる小倉2歳S勝ち馬のロンドンプラン、さらに昨年のキーンランドカップでナムラクレアの2着に入って以来の休み明けとなるジョーカプチーノ産駒のシナモンスティックといった、上位人気も想定される馬たちにとっては、始動線としては不穏な立ち上がりとなるかもしれません。
レース間隔に加えてコース適性の面からも推奨したいのが、オープンクラス2着の実績もあり、今回叩き3戦目の中4週で参戦するダイワメジャー産駒の7歳馬サンライズオネストです。中山芝コースは2戦1勝で、関西馬ながら関東圏の福島や中山の芝コースを得意としており、混戦だけにそこまで人気は落ちてこないでしょうが、今回は絶好の狙い目といえそうです。