【シンザン記念2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

歴史ある名レース「シンザン記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

エコロブルーム（牡3、加藤征弘厩舎）

1/4（木）美浦・W（やや重）6F85.8－5F68.9－4F53.7－3F38.4－1F12.4（馬なり）

美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬アンダープロットを3馬身追走し、道中はゆったりと後方で折り合いに専念。内から楽に取り付くと、相手が加速し始めて前へ進出。これに対応しこちらもラスト1F12.4の加速で瞬時に並びかけて併入でゴールしました。1週前はWコースで一杯に追われ、2馬身追走した僚馬を内から交わして2馬身先着。時計も5F66.0-1F11.4の好時計で、しっかりと負荷がかけられました。2日も坂路で追われるなど、中間の乗り込みは量、質ともに申し分ありません。

ショーマンフリート（牡3、手塚貴久厩舎）

1/4（木）美浦・W（やや重）6F85.7－5F69.0－4F53.0－3F37.9－1F11.3（馬なり）

戸崎圭太騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬フォルラニーニを3馬身追走し、4コーナーで内から一気に取り付くと、直線は楽な手応えのままラスト1F11.3の脚で伸びて併入しました。やや頭は高めでしたが脚捌きは軽快で、直線も追えばいつでも弾けそうな気配を漂わせていました。それでもラストは11.3と非凡な脚力を披露しており、ポテンシャルの高さを感じさせる追い切り内容を消化。中間もそれなりの古馬と併せ馬を行っており、抜群の攻め気配です。

ナイトスラッガー（牡3、小栗実厩舎）

1/4（木）栗東・P（良）6F81.2－5F65.3－4F49.8－3F36.7－1F11.2（強め）

L.モリス騎手を背に栗東Pコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ジョウエンと、3歳新馬のユメカウツツカを2馬身先行させ、最後方から追走。4コーナー手前で最内から一気に差を詰め、直線序盤で並びかけると、強めに追われてラスト1F11.2の好時計をマークして2頭に3馬身先着しました。道中は後ろでしっかり我慢ができており、直線はジリジリでしたが活気あるフットワークで豪快に僚馬2頭を交わしてと、好内容の追い切りを消化。大型馬で反応面ではまだ鈍さを見せていますが、一度伸びれば持続力のある末脚を発揮してくれます。