【京成杯2024予想】ウインバリアシオン産駒“期待の星”！ハヤテフクノスケ悲願の重賞初Vなるか

今週の日曜日、中山競馬場では3歳馬重賞の京成杯が行われます。昨年は、勝ったソルオリエンスが無敗の皐月賞馬となり、これが新たなクラシックへの重要なステップレースとして注目されました。今年もクラシックでの活躍が期待される素質馬が多数参戦。

その中で特に注目しているのは、ウインバリアシオン産駒のハヤテフクノスケです。前走で未勝利戦を制したばかりの馬であり、その勝利は非常に印象的でした。4コーナー手前から徐々に位置を上げ、最終的には4コーナーで先頭に立つと、追走されながらも5馬身差で快勝しました。特に、この時のラスト3ハロンが11.9秒-11.8秒-11.7秒という長い末脚を見せ、その力強さは驚異的です。相手のレベルがそこまで高くなかったということもありそうですが、その優れた末脚はかつて三冠馬オルフェーブルの最大のライバルであった父ウインバリアシオンのものと酷似しています。

最強三冠馬にしてダービーと菊花賞で2着だったウインバリアシオンですが、種牡馬としてはまだ重賞馬を輩出しておらず、産駒も徐々に減少しているようです。産駒の期待の星として注目度が高いハヤテフクノスケが、悲願の重賞初勝利を果たしてくれる可能性は高いと感じます。

改めて、ハヤテフクノスケの新馬戦を振り返ると、その時はクビ差で2着に終わりましたが、1着だったミスタージーティーは次戦のホープフルステークスで5着と好走しています。この結果と今年のメンバー構成を考えると、勝機は十分あると言ってよいでしょう。

前走の優れたパフォーマンスを見せたウインバリアシオン産駒のハヤテフクノスケが、父であるオルフェーブルのライバルとしての力を再認識させるためにも、頑張ってクラシック路線に進出してくれることに期待したいと思います。