【伏竜ステークス2024予想】“勢い”と“先行力”が鍵となるレース
今週土曜中山10レースに組まれているのは、ダート1800mで行われる3歳オープン「伏竜S」です。フルゲート16頭に登録13頭となっており、今年は登録全馬が出走可能となっています。
過去5年のデータでは不思議と勝ち馬より2着馬がその後飛躍を遂げるケースが多く、2019年のマスターフェンサー、2020年のテーオーケインズ、2022年のノットゥルノを輩出しており、今年も2着馬に注目といえるかもしれません。
加えて現在4年連続で4コーナー2番手以内の馬が勝利をおさめており、先行力の有無が真っ先に重要な要素となっています。
今年の出走予定馬ではリアルインパクト産駒のマルチャレアル、クリエイターⅡ産駒のラオラシオン、キズナ産駒のカゼノランナーあたりが該当。末脚勝負となりそうな上位人気想定馬ではドレフォン産駒のハーバーライトやパイロ産駒のラタフォレストあたりが該当しており、傾向通りとなるならこれらは危険な人気馬となるかもしれません。
また1勝クラス勝利後に挑んだ馬の戦績がよいことから、該当するマルチャレアル、ラオラシオンは馬券検討からは欠かせない馬たちといえそうです。
東西比較をみると、互角といえる内容となっているだけに、美浦、栗東問わず先行力があり勢いがある馬を狙っていくのがよいレースと言えそうです。