【鳴尾記念2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬2頭をピックアップ

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宝塚記念の前哨戦「鳴尾記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ボッケリーニ(牡8、池江泰寿厩舎)

5/29(水)栗東・坂路(やや重)4F53.0-3F38.3-2F24.8-1F12.3(馬なり)

栗東坂路で単走。前半ゆったりと入って折り合いに専念し、しまいも強くは追わず、馬なりのまましまい12秒3でまとめてゴールしました。最終追いは調整程度の軽めの内容でしたが、1週前は荻野極騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F82.8-1F11.5の好時計をマークして先着と、負荷のかかる追い切りを消化しています。派手さには欠けますが、前走とは異なり併せ馬にも先着できており、8歳ながら十分な活気は見せています。気配の良さは目を引くものがあり、引き続き好状態でレースに臨めると見て良さそうです。

ヨーホーレイク(牡6、友道康夫厩舎)

5/29(水)栗東・CW(やや重)4F55.5-3F39.9-2F25.2-1F12.3(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強く駆け上がり、前肢は伸ばすというよりも掻き込むようなフットワークでラスト1Fは12秒3でまとめてゴール。パワフルなフットワークながら身のこなしも柔らかく、状態の良さを感じる活気の良い動きを見せてきました。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F83.6-1F11.1をマークして2頭に先着してゴール。1週前にCWで併せ馬はこれまで同様のパターンで、最後方追走からしまい11.2-11.1の好ラップで併せ馬に先着と、時計・動きともに申し分ない内容です。順当に一段階レベルを上げてきた印象を受けます。

ディープモンスター(牡6、池江泰寿厩舎)

5/29(水)栗東・坂路(やや重)4F54.2-3F39.4-2F25.4-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け上がり、馬なりの軽めの調整でしまいは12秒4でまとめてゴールしました。1週前は荻野極騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F83.0-1F11.2をマークして2頭に先着。ラスト2Fは11.3-11.2の加速ラップでマークして併せ馬にも先着と、好内容の追い切りを消化しています。小倉大賞典を右前肢のハ行で取り消しとなり、帰厩してからも急仕上げと臨戦過程はスムーズには見えませんが、力は出せる状態にあると見て良さそうです。