函館2歳ステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末は2歳最初の重賞「函館2歳ステークス」が函館競馬場で開催されます。ほとんどの馬がレース経験が1戦のみというデータ派泣かせのレースで、予想の要素が少ない難しいレースです。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に函館2歳ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■人気上位馬は堅実も、ヒモ荒れには警戒が必要

「1番人気」は最多の4勝をあげ、連対率70%と好成績。2番人気も同様に4勝をあげ、複勝率も70%と優秀です。勝ち馬は全て4番人気内と人気上位馬が堅実です。ただし、2,3着には二桁人気馬が良く絡み、現在4年連続で二桁人気が馬券に絡んでおります。ヒモが荒れるパターンが多く、ヒモ荒れに警戒が必要です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「6枠」が好成績、脚質は「差し馬」に注目

コースは函館競馬場の芝1200mを使用。枠は「6枠」が最多の4勝をあげており勝率・連対率・複勝率がトップです。脚質は「差し馬」が最多の4勝をあげており、馬券圏内の頭数も一番多いです。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、札幌競馬場で行われた2009年を除いた過去9回分のデータになります。

■馬体重は「+4kg～+9kg」に注目

馬体重は「+4kg～+9kg」が最多の4勝をあげ好成績。馬体重の増減は、増えている馬の方が6勝をあげており好成績です。

■「牡馬」よりも「牝馬」に注目

「牝馬」は5勝をあげ、3着内の頭数も牡馬が14頭なのに対し、牝馬が16頭と半分以上が牝馬です。例年牝馬が多く出走するレースで、牝馬の活躍が目立ちます。所属は8勝をあげている「関西馬」が中心となります。

■前走データは軽視

過去10年で3着内に入った述べ30頭中22頭は前走が「新馬」だった馬でした。出走馬のほとんどは新馬戦を勝ち上がってきた馬で、そのため前走着順は当然ですがほとんどの馬が「1着馬」となります。これはレースの特性上仕方がないので、前走データについてはそこまで気にしなくてよさそうです。

■騎手は「三浦皇成」に注目

騎手は2勝、2着1回をあげている「三浦皇成」に注目。