【エニフステークス2024予想】有力馬2強対決か、上がり馬か
今週土曜中京メインレースに組まれているのは、ダート1400mで行われる3歳以上リステッドレースのエニフステークスです。フルゲート16頭に登録11頭と、今年は少頭数での開催が予定されておりますが、今回は競馬学校同期の騎手2名が騎乗する4歳世代の有力馬2頭に注目したいと思います。
ダート路線では3着以下の経験がない安定株であるロードカナロア産駒の4歳牡馬エンペラーワケアは、根岸ステークス勝利から臨んだ前走の欅ステークスで惜しくも2着に敗れており、今回こそ賞金加算を果たしたい一戦と見られ、今回のメンバーなら断然の1番人気が予想されます。
主戦の川田騎手が引続き騎乗予定に加え中京ダートも1戦1勝と相性のいい舞台ですが、4か月前後の休み明けは1戦して2着1回と取りこぼしているだけに、他の陣営にとって付け入る隙となる可能性もあります。
対して注目したいのが、昨年のエニフステークスをベルダーイメルで勝利し、騎手として連覇の期待される藤岡佑介騎手が騎乗を予定しているドレフォン産駒の4歳牡馬サンライズフレイムです。藤岡騎手は今年のフェブラリーステークスで11番人気だったペプチドナイルを勝利に導くなど、ダートでは特に注目したい騎手の一人でもあります。
サンライズフレイムは今年の根岸ステークスでエンペラーワケアと対戦して3着に敗れているものの、今年3戦していずれも3着以内の安定感はエンペラーワケアに迫る内容で、単勝オッズに開きがあるようなら妙味もありそうです。
少頭数かつレベルが高い馬の出走があるだけに大波乱は期待しにくいですが、ミッキーアイル産駒の4歳牡馬ライツフォルは中京ダート1戦1勝、2か月半の休み明けも【1-1-0-0】とパーフェクトな連対率を誇っており、3勝クラスを卒業したばかりのため力関係も未知数の魅力もあり、穴としては有力と言えそうです。