【小倉記念2016】マイネルフロストと共に偉業達成なるか蛯名騎手
今週は記録が多い重賞が多いです。フェブラリーSではコパノリッキーの3連覇が、ダイヤモンドSではフェイムゲームの3連覇が、そして小倉大賞典ではマイネルフロスト騎乗の蛯名騎手にJRA全十場重賞制覇がかかっています。
マイネルフロストといえば、ドスローに落した逃げでも2着に敗れた中山金杯。後ろから競馬して掲示板には食い込んだAJCCと、悪くいえば脚質が固まっていない、よく言えば自在性があり乗りやすい、というワンパンチ足りない馬。とはいえ勝てないまでも、昨年はシンガポールのG1にも参戦し4着と実力はあります。
松岡騎手も陣営も工夫して考えてはいるんでしょうが、なかなか勝利に結びつきません。ラフィアンの会員さんからすれば、毎回賞金を堅実に稼いでくれる孝行馬かもしれませんが、馬券の検討をする側からすればとにかく悩ましい馬でもあります。
今回騎乗は、先週の共同通信杯で見事ディーマジェスティで差し切り勝ちを決めた蛯名騎手ということで、新しい一面を出してくれるのではないか、と期待しています。
対抗で注目したいのが前走はまさかの逃げ・先行策に出ましたがローカルでは怖いダコール。
そして、人気はなさそうですが、小倉で4戦して3着以内が3回という小倉巧者のメイショウヤタロウ。こちらは同じローカル重賞の中京記念で、過去には最低人気・単勝万馬券のメイショウキオウとのコンビで大穴を過去にあけている秋山騎手が騎乗だけに不気味です。
フルゲート必至のこのレース。馬券検討も難解ですが、久しぶりのG1レース含め、今週末を堪能したいものです。