【グランアレグリアC予想2024】昇級初戦馬に実績馬が立ちはだかるか

今週日曜京都10レースに組まれているのは、ダート1400mで行われる3歳以上3勝クラスのグランアレグリアカップです。

JRA70周年のメモリアルヒーローのファン投票において、マイルチャンピオンシップの歴代優勝馬の中から選ばれたグランアレグリアの名を冠した競走でJRAウルトラプレミアムの対象競走となっています。

グランアレグリアは2020年に安田記念、スプリンターズステークス連勝から挑んだマイルチャンピオンシップを制覇してG1・3連勝を達成、翌年のマイルチャンピオンシップも連覇で制し、2020年と2021年の2年連続で最優秀短距離馬に選定されました。

そんなグランアレグリアの功績を称えるためマイルチャンピオンシップの一つ前のレースで開かれるのが当レースですが、今年の出走予定馬の中ではシャラー産駒の3歳牡馬インビンシブルパパが注目を集めています。

過去5戦中3戦で騎乗している主戦のC.ルメール騎手が今回も継続騎乗で参戦しますが、懸念材料は1400mへの距離延長になりそうです。デビュー戦で逃げて3着に敗れて以来の距離で、これまでの全3勝がダート1200mで挙げられているため、9ヶ月の成長分で距離延長を克服できるかどうかが鍵となるでしょう。

同じく2勝クラス勝ちから挑む6歳牡馬のハーツクライ産駒ヴィヴァンは、父の産駒らしく少しずつ力をつけてきており、前走はクビ差の接戦を制して勝利しています。

またインビンシブルパパと同じ3歳馬ではグランプリボス産駒のモズミギカタアガリは、2歳からオープンクラスで活躍してきた1頭で、3勝クラスはここ2戦で3着、4着と安定感もあり、昇級初戦の馬たちが人気になるようなら馬券妙味もありそうです。