【フェブラリーS2016注目馬情報】距離・馬場・ローテと好相性のベストウォーリア
今週の、2016年G1第一弾・フェブラリーステークス(G1)で、上位人気に支持されそうな、ベストウォーリア。現在は、G1・2勝を含む、21戦9勝2着4回という成績であり安定している。G1の2勝は、盛岡で行われた14、15年のマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)であり、ダートのマイル適性は高い。
この馬自身は、過去フェブラリーステークスには、2回出走しており、14年が3人気13着、15年が3人気3着という成績だ。東京のダートマイル成績は、【3-1-2-1】と、なっており、どちらかといえば東京ダートマイル戦は得意としているほうである。
さらに今回は、昨年大井で開催されたJBCスプリント以来の競馬になるが、休み明けの成績も【3-0-1-0】としており、ポン駆けも効くタイプとみた。盛岡の深いダートでG1を連覇していることから、力の要る馬場のほうが上手という見方もあるが、東京のマイル実績も豊富なため、そこまで気にする必要もないだろう。
前走のJBCスプリントは、デビュー戦以来の1200メートル戦ということもあり、スタート直後に押して出ていって、直線もよく伸びたが3着まで。この馬自身は、やっぱり、マイルのほうが適性は高いかもしれない。
マイルをこなすスタミナがあるぐらいだから、バテることなく後続馬は全く問題にしなかった。しかし、スプリントに高い適性を示した、勝ったコーリンベリーとの差は全く詰まらなかったため、ガチンコのスピード勝負では少し分が悪いような気がしたのも事実である。マイルでもう一度注目してみたい。
この馬自身は、どこからでも競馬ができる自在性という強みがあるため、この点も、ペースに合わせて柔軟に対応してもらいたいところ。抜けた人気馬ではないが、安定性の高さはピカイチである。