【日経新春杯2025予想】勢いと地力はヴェローチェエラが最上位、全7戦してオール馬券内の安定感も魅力

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1勝クラスから3勝クラスまで3連勝中のヴェローチェエラは上昇度では最上位。デビューから7戦して【4-2-1-0】とオール馬券圏内で、うち4戦が上がり3F最速、残り3戦も上がり2位としまいの脚も堅実だ。

瞬発力があり、初の中京コースでも末脚が活かせることができるかがカギとなる。上がりの早い競馬ができる同馬にとって中京の芝2200mは悪くない舞台で、斤量が4歳勢の中で最も軽い55kgという点も好都合だ。

2走前の2勝クラスでは差し有利な展開をしっかりとモノにして快勝。そして前走の比叡Sでは中団から外へ出して上がり最速34秒5の脚で一気に差し切って快勝した。4コーナーの時点ですでに突き抜けそうな気配抜群で、外を回して圧勝と勝ちっぷりも優秀。京都新聞杯・3着の実績もあり、このメンバーなら即通用と見て間違いない。

2600mの1勝クラス、2400mの2勝クラス、3勝クラスと長い距離で連勝しており、今回は昨年5月の京都新聞杯以来となる2200mへ距離短縮となる。久々の距離だが、スタミナも必要とされる中京コースならむしろ好都合。上がりのかかる馬場はベストで、距離短縮に加えて上がりも使えているので、今回の舞台の適性度はかなり高い1頭と言って良いのではないだろうか。

ポテンシャルは高く地力上位、崩れることが少ない安定感の高さ、高い適性が見込める絶好舞台。今回もよほどのミスがない限り勝ち負けになるとみて中心視したい。