【JRAきさらぎ賞2025予想】クラシック戦線に向けた重要レース、久々の大物誕生なるか

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日曜の京都メインレースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳G3のきさらぎ賞です。

過去10年の勝ち馬をみると、2016年のサトノダイヤモンド以降はG1級といえる馬が勝利できていませんが、今年は久々に大物を輩出することが出来るでしょうか。

出走馬を見渡していくとオープン馬は東京スポーツ杯2歳S・2着のキズナ産駒サトノシャイニングと、芙蓉S勝ち馬のヘンリーバローズ産駒ジェットマグナムのみで、残りの8頭は1勝馬となっています。

馬名からも注目を集めているのがサートゥルナーリア産駒のショウヘイで、本レースと同舞台の京都芝1800mで2着、1着となっています。

初戦は早めに抜け出したところをマディソンガールの決め手に屈して2着に敗れましたが、続く未勝利戦ではほぼ追うことなく勝利しており、2ヶ月の休み明けとなりますが近親にはオークス、秋華賞で牝馬二冠を達成したミッキークイーンもいる血統で、大舞台で見たい一頭です。

サトノシャイニングは前走の東京スポーツ杯2歳Sで逃げて2着となっていますが、負けた相手が後にホープフルSを制したクロワデュノールだったということで今回も人気を集めそうです。

デビュー戦は2, 3番手追走から抜け出して勝利していますが、今回も押し出される形でハナを切る可能性もありそうで、前走では落鉄しながらの2着だったこともあり、今回も展開の鍵を握る存在でしょう。

データ的に買い材料となっているのがシンザン記念3着からの参戦馬で、2020年にはコルテジアが勝利し、昨年はウォーターリヒトが2着に好走しました。

今年はレイデオロ産駒でウォーターリヒトの半妹にあたるウォーターガーベラが該当しますが、牝馬での参戦ということもあり人気は上がってこないかもしれませんが、牡馬相手に3着に入ったことを考えると、再度の大駆けにも充分期待できる一頭でしょう。