【アルゼンチン共和国杯2018予想】ノーブルマーズ✕高倉騎手コンビが混戦を断つか

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ジャパンカップ、有馬記念を狙う馬達が挑戦するアルゼンチン共和国杯が4日(日)に東京競馬場で行われます。

ここ3年、このレースを勝った馬(スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ゴールドアクター)が、その後G1馬に上り詰めていることからも、単なる前哨戦ではなく、G1馬への登竜門的な位置付けのレースとなっております。

今年は残念ながら12頭立てと寂しい頭数なのですが、少頭数ながらもなかなか面白いメンバーが揃いました。今年の宝塚記念で3着に好走したノーブルマーズ、今年の日経賞を制し春の天皇賞でも3番人気に推されたガンコ、ステイヤーズステークス3連覇のアルバート、今回と同じ条件で行われた目黒記念でノーブルマーズを差し切ったウインテンダネス、その目黒記念で1番人気で3着だったパフォーマプロミス、現在東京2400mのレースで3連勝中のムイトオブリガード、前走そのムイトオブリガードと差のない競馬をして今回ハンデ恩恵があるルックトゥワイスとマコトガラハッドなど、予想のしがいがあるメンバーが揃いました。

さて、そんなメンバーの中で今回一番注目しているのはノーブルマーズと高倉騎手のコンビです。G1の宝塚記念で3着という実績はここでは抜けていますが、それ以来の競馬ということで今回は久々の競馬となります。ここは秋競馬で好走している馬に食指が動くところですが、秋競馬を走っている馬達のほとんどが前走から騎手が乗り替わりとなっており、狙いづらい部分もあります。

前述で8頭の有力馬をあげましたが、前走から騎手とのコンビが同じというのはノーブルマーズと高倉騎手のコンビだけです。G1の宝塚記念3着という実績に加えて、コンビも万全と言うのが何よりもノーブルマーズにとってはプラス材料と言えます。コンビ力という意味では一枚上と言ってもいいでしょう。

さらにハンデ戦ということでノーブルマーズは56kgを背負いますが、宝塚記念3着の実績はあっても重賞は未勝利のため、他の重賞ウイナーと同じかそれ以下になっている点は軽微ながらも有利だとも言えます。

ノーブルマーズの父はジャングルポケットで、ダービーとジャパンカップを制しているように
東京競馬場では高い適性が見込めます。父に次いでジャパンカップを勝つためにも、高倉騎手との一枚上のコンビ力で今回のアルゼンチン共和国杯を制し、ジャパンカップの有力馬として名乗り出て欲しいと期待しています。