【京阪杯2018予想】栗東からもロードカナロア産駒の大物出るか?ダノンスマッシュ
種牡馬ロードカナロアの活躍は目を見張る物がありますが、陰ながら喜んでいるのが現役時代に管理していた安田調教師ではないでしょうか。ヨーロッパ遠征こそしなかったものの、香港スプリントでの圧勝劇は未だに記憶の新しいところです。しかしながら、出世頭ロードカナロア産駒がアーモンドアイ、ステルヴィオと共に美浦から出ているため、栗東から、できれば自分の厩舎でも強い産駒を出したいという気持ちもまた強いのではないかと思われます。
そういった意味で注目したいのが、今週の京阪杯に出走するダノンスマッシュです。北村友一騎手が引き続き継続騎乗し今回が5戦目となる、来年には厩舎の看板馬になる可能性を秘めた馬です。
2歳時にはもみじSを勝利し、その後もマイルを中心に出走してきましたが朝日杯FS、アーリントンCで5着、ファルコンS、NHKマイルCで7着と今ひとつパンチに欠ける成績で春を終え、夏になり距離短縮をしてからは準OPの函館日刊スポーツ杯で優勝、つづくキーンランドカップでも2着と、スプリントよりに適性を見せています。
古馬相手に勝ち負けできる下地が整っているのは前走を見てもわかります。今回は別定戦ということで、前走の53kgから55kgへと斤量は増えますがG1戦線に殴り込みをかけるためにはこの程度で音を上げてはいられません。
相手関係はライバルとなりそうなのがスプリンターズステークスで3番人気の支持を受けた実績馬ワンスインナムーン、同じくスプリンターズSに出走したものの大敗しましたが、その前のG3を2連勝中のアレスバローズ、そして同じ3歳馬で同じロードカナロア産駒のアンヴァルといったあたりになりそうです。
来年の高松宮記念への出走を目指すためには、ここは最低でも連対して収得賞金加算はしておきたいところですね。