【香港スプリント2018予想】ファインニードル、強力な香港勢に太刀打ちできるか?
ロードカナロア以前には日本勢にとって高い壁としてそびえ立っていた香港スプリントが今週開催されます。ロードカナロアが2連覇を達成してから今年で5年目となりますが、残念ながらロードカナロア以降もまた日本馬、ひいてはその他外国勢も勝利できておらず、香港国際競走4レースの中でも地元香港馬が最も得意とする競走が香港スプリントと言えるのではないでしょうか。
過去10年で見てもロードカナロア、ジェイジェイザジェットプレイン以外は地元馬が勝利しており、欧州馬など多国の活躍馬が目立つ香港ヴァーズや香港カップと比較するとその差が際立ちます。
前哨戦である香港ジョッキークラブスプリントの上位4頭が揃って参戦してきており今年も迎え撃つ態勢は万全といったところ。特に勝ち馬のホットキングプローンにモレイラ騎手、2着のミスタースタニングに主戦のティータン騎手、3着ビートザクロックにムーア騎手を起用と、日本から挑むファインニードルにとっては春の香港遠征よりも相手関係が厳しくなった印象を受けます。
とは言え、今年の川田騎手はファインニードル以外にも秋華賞のミッキーチャーム、ジャパンカップのキセキなど、キラリと光る騎乗を見せるケースも多く、この強力な包囲網を打破する一発にも期待できるのではないでしょうか。おそらくファインニードルは3, 4番人気あたりに落ち着くだろうと予想されるメンバー構成のため単勝の妙味もあるため、シンプルに応援したいところですね。