【フェアリーS予想2019】コントラチェック、ベスト条件で期待

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先週から中山競馬が開催いたしました。暮れから速い時計が出ていた中山ですが、年が明けても時計は出ている印象。日曜は外差しも結構決まっておりましたが、前へ行ける馬は引き続き注意したいと思います。

さて、今週末の中山は12日(土)に3歳牝馬のマイルG3「フェアリーS」が行われます。過去10年のデータを見てみますと、差し馬が最多の6勝をあげているものの(6-2-3-40)、逃げ馬が3勝(3-0-2-7)、先行馬が2着6回(1-6-4-30)と前へ行ける馬が連対率と複勝率では差し馬に勝っております。

今年の出走馬で最大に注目したい先行馬はコントラチェックです。この馬の強みはスタートの上手さでしょう。過去3戦全てでスムーズなスタートを決めており、前走のサフラン賞でも抜群のスタートを決めました。すぐに外からレッドアネモスが行く姿勢を見せ控える形になってしまい、折り合いを欠きながら進む道中となってしまいましたが、それでも2着キープは好内容。安定した先行力は小回りの中山では大きな武器となりそうです。

血統は、父ディープインパクト、母リッチダンサー。母父はHallingで欧州系。半姉のバウンスシャッセは中山コースを3勝しており(3-0-0-1)、コントラチェックも前走のサフラン賞では秋の中山開催で時計のかかる稍重を苦にせず2着にしっかり粘っていることから、高い舞台適性が見込めます。洋芝でも好走している実積もあり、時計のかかる馬場も問題はなさそうです。

1600mは「0-1-0-0」、右回りは「1-1-1-0」、中山は「0-1-0-0」と条件も良く、名門藤沢厩舎が期待する3歳牝馬にC.ルメール騎手が騎乗となれば信頼度は高いでしょう。当日は人気しそうですが、軸として買いたくなる一頭です。