【アンタレスS2016予想】走るごとに着差が広がるアウォーディー今回は何馬身ちぎる?
やめられないとまらない。これはかっぱえびせんのCMですが、今週アンタレスSに出走しますアウォーディーの近走はまさにそれを地で行く走り。
今をときめくヘヴンリーロマンスの仔。父ジャングルポケットでマル外。これだけでも異色なのに、古馬になってからはダートの鬼になりました。父もそうですが母系を考えてもなぜダートなのか、というのは競馬の奥深さでしょうか。
陣営も芝馬と見込んで使ってきましたが、準OPのジューンSが結果的には転機となりました。判断のきっかけが何だったかは傍からはわかりませんが、芝で好成績をあげており、そこまで頭打ちでもなかった良血馬をダートに、というのは勇気がいる決断ではないかと思います。
ところがダートに変わって3連勝。しかも着差が広がる一方です。これじゃもう芝に戻るなんて考えもなくなってしまいますね。ダート路線が「やめられない」馬になりつつあります。
そして「とまらない」のは連勝です。武豊騎手とのコンビでダート路線に入ってからは無敗です。今回、お手馬だったクリソライトも出走を予定していますがそちらは川田騎手に乗り代わり。たびたび武豊TVでも取り上げられている1頭ですが、乗り難しい馬らしいので騎乗経験がある騎手に乗せるのはいいにせよ、距離もやや短く、地方競馬よりも流れも速くなりそうで厳しいのではないかと見ます。
ほかにも京都ならあなどれない昨年のみやこS勝ち馬・ロワジャルダン、フェブラリーS3着とメキメキ力をつけてきているアスカノロマンも参戦を予定。
前走は14馬身差の圧勝劇を見せ付けてくれたアウォーディー。果たして今回はこの強力メンバー相手にどれだけ着差をつけられるのか。G3にしては見ごたえがあるメンバーが今年はそろいました。楽しみな一戦になりそうですね。