金鯱賞(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

開催時期が変わる度にレースの位置付けが変わってきた「金鯱賞」。1996年から2011年までは宝塚記念の前哨戦として5月に行われ、2012年から2016年は有馬記念の前哨戦として12月に開催しておりました。そして2017年からは3月に変更となり、現在は大阪杯の前哨戦という位置付けとなっております。

今回は5月と12月に行われていた年も含めた過去10年間のデータをもとに、金鯱賞の傾向を探っていきたいと思います。（一部データは3月に移動された2017年以降のデータとなります。）

■「1番人気」が堅実

「1番人気」は6勝を挙げ、連対率も70%と好成績。「2番人気」は0勝、「3番人気」も1勝のみと1番人気以外の上位の勝率は低いですが、勝ち馬は全て単勝オッズが「9.9倍以下」の馬で、勝ち馬は基本人気サイドです。「6番人気」と「8番人気」が複勝率40%と好成績で、中穴人気の好走率も高めです。ただ、過去10年で10万馬券以上の配当は1回のみとなっており、比較的順当な決着となる傾向にあります。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「差し馬」が好成績

コースは中京競馬場の芝2000mを使用。「8枠」が最多の3勝を挙げ、勝率（16.7%）と連対率（27.8%）がトップで、次いで「7枠」も勝率（12.5%）と連対率（18.8%）が高く、外枠が好走しております。脚質は、「差し馬」が最多の5勝を挙げ、3着内の回数も最多で、勝率（11.6%）と複勝率（32.6%）がトップです。

該当馬差し馬候補

エアウィンザー
リスグラシュー
ペルシアンナイト
モズカッチャン
ギベオン
メートルダール
ムイトオブリガード
サトノワルキューレ
ショウナンバッハ
クリノヤマトノオー
スズカデヴィアス

※上記の「枠番データ」・「脚質データ」は、京都で行われた2010～2011年を除く過去8回分のデータとなります。

■馬体重は「+4～+9kg」に注目

馬体重は、3勝を挙げ、3着内の回数が最多の「+4～+9kg」に注目

■「4歳馬」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げている「4歳馬」が、勝率（22.7%）、連対率（31.8%）、複勝率（40.9%）の全てでトップです。性別は「牡馬」が中心で、「牝馬」で3着内に入ったのは1頭のみ。所属は、9勝を挙げている「関西馬」が中心となります。

■前走が「有馬記念」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げている「有馬記念」に注目。前走着順は、2勝を挙げている「4着馬」に注目。

※上記の「前走データ」・「前走クラスデータ」・「前走着順データ」は、3月開催に変更された2017年以降の過去2回分のデータとなります。

■騎手は「池添謙一」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「池添謙一」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。