中山牝馬ステークス(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

9日（土）はヴィクトリアマイルの前哨戦「中山牝馬S」が中山競馬場で行われます。牝馬限定のハンデG3ということで荒れる要素は十分あるだけに、過去の傾向はしっかりと見ておきたいところです。今回は過去10年間のデータをもとに中山牝馬Sの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気不振、波乱傾向は強め

「1番人気」と「3番人気」は1勝のみ、「2番人気」は0勝と上位人気が不振です。「4番人気」が最多の3勝を挙げており、勝率（30%）、連対率（50%）、複勝率（50%）の全てでトップです。また、「10番人気以下」が8頭もおり（1-3-4-60）、配当も10万馬券以上が5回、そのうち2回は100万馬券以上と波乱傾向が強めです。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」がやや優勢、脚質は「差し馬」が好成績

コースは中山競馬場の芝1800mを使用。枠番は「2枠」が最多の3勝を挙げており、勝率（17.6%）がトップです。「4枠」が連対率（27.8%）ではトップで、複勝率は「4枠」と「8枠」がいずれも27.8%で同率トップです。「1枠」は2着以上が0頭と不振で、3着内率で見れば外枠の方がやや優勢です。脚質は、最多の5勝を挙げ、3着内の回数が最多の「差し馬」に注目。

※上記の「枠番データ」・「脚質データ」は、阪神で行われた2011年を除く過去9回分のデータとなります。

該当馬差し馬候補

ノームコア
アドマイヤリード
ウラヌスチャーム
フロンテアクイーン
フローレスマジック
ワンブレスアウェイ
デンコウアンジュ
レイホーロマンス
アッフィラート

■ハンデが「53kg」の馬に注目

ハンデは、最多の5勝を挙げ、3着内の回数が最多の「53kg」に注目。馬体重は、最多の3勝を挙げている「-9～-4kg」に注目。

■「5歳馬」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、3着内の回数が最多の「5歳馬」に注目。所属は、「関東馬」も「関西馬」も5勝ずつ挙げており、大きな差はありません。

■前走が「愛知杯」だった馬に注目

前走は、「愛知杯」が最多の3勝を挙げ、3着内の回数も最多です。前走着順は、「6着以下」だった馬が7勝を挙げており、大敗馬の巻き返しが目立ちます。

※2017年にG3に昇格。OP、G、G3全てを含むデータとなります。

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「福永祐一」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。