【阪神スプリングJ予想2019】オジュウチョウサン一本かぶりとなりそうな今回、狙い目は先輩2頭か?

昨年の中山大障害の覇者ニホンピロバロンと戦線離脱中のアップトゥデイトがいない中でオジュウチョウサンが阪神スプリングジャンプで今年の始動、そして障害競走へも復帰初戦を迎えます。他が60kgの中1頭だけ62kgを背負い、さらに平地を3回使って約11ヶ月ぶりの久々のジャンプということで、本来であれば単勝1.1倍つけば御の字の圧倒的支持を受ける存在のオジュウチョウサン。おそらく今回も単勝1倍台にはなることでしょうが、絶対的信頼というのは昨年に比べれば揺らいでいるのではないかと思います。

そこで今回はオジュウチョウサンよりも更に先輩となるタイセイドリーム、ルペールノエルの両9歳馬に注目してみます。タイセイドリームは父ディープインパクトということで、一般的な産駒の傾向として早熟にあり古馬になってからの成長力に期待されるタイプではなく、ルペールノエルの父アドマイヤムーンの産駒は短距離馬が多く、それぞれ障害で9歳まで現役というのは異色の産駒と言えそうです。

そして、産駒初の障害G1制覇という期待を背負っており、オジュウチョウサンという高すぎる壁と戦わなければならないのは非常に苦しいですが、いつまで現役を続けられるかもわからないため一戦一戦に対してすべて必勝体制で臨む必要があります。前述のようにオジュウチョウサンに不安要素のある今回、一発大駆けを狙っていきたいところでしょう。

馬連でオジュウチョウサンを外すことは考えにくいため単勝、もしくは馬単の頭に据えるのがおもしろいかと思います。昨年の実績は両馬ともにG2なら胸を張れるレベルと言えます。オジュウチョウサン一本かぶりとなる今回は馬券妙味もかなりあるのではないでしょうか。