日本で一番早い勝ち上がりとなるかバンドオンザラン
4月20日(水)から開幕する門別競馬。初日の第5レースには、今年最初の2歳新馬戦「JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ2歳新馬」が行われます。
門別の新馬戦で注目となるのが、新種牡馬産駒の出来栄え。関係者はもちろんですが、POGファンなどにとっても、今後の指針となるレースと言ってもいいでしょう。
新種牡馬産駒は、2枠2番のバンドオンザランがスズカコーズウェイ産駒。5枠5番カフジルビーがスマートファルコン産駒。そして6枠6番ティーズハーバーがリーチザクラウン産駒。
個人的には、交流重賞戦を荒らしに荒らしたスマートファルコン産駒の出来栄えに注目していますが、ここはスズカコーズウェイ産駒のバンドオンザランが最有力候補でしょう。能力検査の動画をチェックしましたが、スタート、二の脚ともに上々。抜群の手応えのまま直線に向くと、ステッキ1、2発でグーンと脚を伸ばし、50.3の好タイムでフィニッシュ。文句なしと言える内容だったと思います。
現役時代は芝で活躍したスズカコーズウェイですが、父ジャイアンツコーズウェイ×母父フレンチデピュティと血統面は断然ダート向き。産駒の多くはグランド牧場名義、そして角川厩舎の所属馬として走ることとなりそうですが、ダート馬の生産、育成にかけては日本一と言っても過言ではないグランド牧場と、昨年の門別2歳重賞を総なめにした角川厩舎なら夢は広がるばかり。
日本で一番最初の新馬勝ちを決めるのは、バンドオンザランで間違いなしでしょう。第5レースは17:45出走予定です。