【グリーンS予想2019】良血ヘリファルテ、準オープン卒業なるか
美浦・堀厩舎と言えば主戦は外国人騎手で日本人騎手では石橋脩騎手の起用が多い印象もありますが、ローカルなど遠征時には普段みられないような組み合わせも見られます。
今週日曜の阪神メインレースに組まれている芝2400mの準オープン、グリーンステークスではこれまで5人の外国人ジョッキーを乗せてきたヘリファルテが今回は藤岡佑介騎手と初コンビで出走します。
母はフランスG1ジャン・リュック・ラガルデール賞を勝利したシユーマで、父ディープインパクトという良血にサンデーレーシングとなると期待度も上がってしまいますが、プリンシパルステークスでダービーの権利を取れなかったこともあり、その後の夏競馬で古馬相手に勝利するなど素質の高さを垣間見せる部分もありましたが、4歳の年明けごろから歩様に異変が見られ秋頃までを休養にあてることになりました。
復帰後も無事に初戦を勝利で飾ることが出来ましたが、1600万下条件で足踏みしている現状。いずれ大きな舞台でみたいと思わせる血統背景であり、復帰後も1番人気を維持しつづけ、今回も上位人気が想定されます。
前走で同じ緑風ステークスに出走し、先行して2着に粘ったタイセイトレイル、昇級初戦となるダンサール、マイネルヴンシュあたりがライバルとなりそうです。
中2週の詰まったローテーションも関西遠征も初めてということで、不安要素含みとなりますが、これまでルメール、デムーロ、モレイラ、レーン騎手と錚々たる顔ぶれが騎乗してきただけに厩舎からの期待の厚さも見て取れるため、G1の裏開催での代打騎乗といえるかもしれませんが鞍上にとっても気合の入る一戦となるでしょう。