今年の2歳戦で注目したい産駒誕生!雄大な馬体を受け継ぐリピーター多数の種牡馬とは?
サービスや製品など、一度利用した経験から再度手に取る、継続して利用する方をリピーターといいます。例えばシャンプーや洗顔石鹸といった日用品から、散髪などといった定期的に利用するサービスはある程度固定化されている方がほとんどなのではないかと思いますが、競馬界にもそんなリピートするケースというのがあります。
顕著に見られるのが繁殖における種牡馬のオファーではないでしょうか。繁殖牝馬にとって非常に大切な相手選びなのでできるだけ信頼の置ける種牡馬を選びたいのはすべての生産者が考えることでしょう。
そんな中、産駒の仕上がりも早く、昨今重宝されるスピード競馬に対応できる種牡馬で、なおかつ種付け料も格安となれば引く手あまたになるのも納得で、コストパフォーマンスの良さもリピーターを呼ぶ秘訣と思われるのがリアルインパクトです。
今でこそリーディングサイアーの位置を不動のものとした英雄ディープインパクトですが、その初年度産駒ということでまだ不安まじりだった世代ですが、蓋を開けてみれば安田記念がG1に昇格されて以降はじめて勝利した3歳馬ということで大いにインパクトを残し、古馬になってからも全体的には低空飛行な戦績ながら7歳時にオーストラリアのジョージライダーステークスでG1・2勝目をあげるなど、単なる早熟でないところも見せました。
現在はその戦績が評価され、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも種付けを行っており、産駒初勝利は先月22日の門別競馬6レースのフレッシュチャレンジにてハニーリンが初出走にして華々しく飾っております。いよいよ始まった中央競馬での2歳戦でもリアルインパクト産駒がどのような走りを見せるのか期待されます。
キズナ、エピファネイア、ゴールドシップなど今年の新種牡馬もタレントが揃っていますが、仕上がりの早さと2歳戦向きのスピードを活かして、2歳戦の台風の目となるかもしれないリアルインパクト産駒にぜひご注目ください。