春のG1ついてない池添謙一騎手
この春のG1戦は、フェブラリーSから先週のNHKマイルを終えて6戦が終了。残すG1は5戦となりました。この春のG1戦でツキに見放された格好となったのが池添謙一騎手です。桜花賞ではシンハライトに騎乗し勝利目前でジュエラーに差し切られ、ハナ差屈して非常に悔しい2着となりました。
天皇賞・春では人気薄のカレンミロティックに騎乗し、逃げたキタサンブラックをがっちりマーク。直線でキタサンブラックに並びかけ、1度は叩き合いで一旦完全に前に出たものの、最後の最後にキタサンブラックに差し替えされ、今度は僅か4センチ差の2着。3200M走ってその差僅か4センチ。4センチは非常に短い。爪楊枝1本程度の差。首の上げ下げで容易にひっくり返る距離。ここまでシンハライトではデムーロ騎手のジュエラーに差され、カレンミロティックでは武豊騎手のキタサンブラックに差し返された。ついてないとしかここまでくるとその言葉以外は見当たらない。
そしてNHKマイルカップではロードクエストに騎乗。後方待機策で末脚を爆発させ、メンバー中最速の上り3ハロン33.8秒でまとめるも、3/4馬身ルメール騎手騎乗のメジャーエンブレムに届かず、またしても2着。桜花賞からNHKマイルカップまで4戦中3回が2着という池添騎手にとっては何とも堪らない悔しい結果になっている。完全にツキに見放されえしまったのか?そんなことはない。池添騎手はG1で絵になる男。残りのG1戦で必ず結果を残してくれるはずだ。