マーメイドステークス(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

9日の阪神メインは牝馬ハンデG3「マーメイドステークス」です。昨年は10番人気のアンドリエッテが優勝し、2着には9番人気のワンブレスアウェイが入着する波乱の内容でした。各馬の評価が難しい牝馬限定のハンデ戦ということで、波乱含みで難解な一戦です。今回は過去10年間のデータをもとにマーメイドステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の信頼度はそこまで、波乱傾向は強め

人気は「1番人気」と「3番人気」が2勝、「2番人気」が1勝のみとなっており、勝率は低めです。3着内の回数も少なく、上位人気は不振とまでは言わないまでも、信頼度はそこまで高くはありません。逆に「6～10番人気」が5勝をあげており、下位人気の台頭が目立っております。また、「10番人気以下」も7頭の馬が馬券に絡んでおり（1-3-3-47）、人気薄の激走も少なくありません。3連単も10万馬券以上が過去10年で7回と多いことからも、波乱決着傾向の強いレースと言えるでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」＆「差し馬」が好成績

コースは阪神競馬場の芝2000mを使用。枠番は、「1枠」が勝率（15.4%）、連対率（23.1%）、複勝率（38.5%）の全てでトップです。3着内の回数が一番多いのは「7枠」で、「8枠」も2勝をあげており、内外の有利不利は少ないです。

脚質は、「差し馬」が最多の4勝をあげており、3着内の回数も最多です。好走率ベースでは「逃げ馬」が勝率（10%）、連対率（30％）、複勝率（30%）の全てでトップとなっており、こちらも警戒しておきたいところです。

■ハンデが「53kg」の馬が好成績

ハンデは、「53kg」が最多の6勝をあげており、3着内の回数も最多で断トツの好成績をあげております。馬体重の増減は、最多の6勝をあげている「-9～-4kg」に注目。

■「5歳馬」が好成績

年齢は、「5歳馬」が最多の6勝をあげており、3着内の回数も最多です。所属は、勝ち馬は10頭全てが「栗東」の馬で、関西馬が優勢です。

■前走が「パールS」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝をあげ、3着内の回数が最多の「パールS」に注目。前走着順は、「1着馬」が連対数と3着内の回数がいずれも最多ですが、「6着以下」も9頭の馬が馬券に絡んでおり、前走大敗馬の巻き返しも目立っております。前走着順はそこまで気にしなくて良さそうです。

■騎手は「藤岡康太」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「藤岡康太」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。