【ヴィクトリアマイル予想2016】桜花賞馬も伏兵扱いになるハイペース必至のヴィクトリアマイル

大混戦のメンバー構成だが、人気はミッキークイーンとショウナンパンドラの2頭が中心。2頭とも、前哨戦を叩かれ気配がグッと上向いてきた。やはり、スケールが大きい。トレセンの中でも非常に気品が漂う。これぞまさしくG1馬と言ったところだろう。

前走の惨敗で評価を落としているストレイトガールも同一G1連覇に虎視眈々と陣営はストレイトガール復活への道のため、調教にメリハリをつけている。1週前でほぼ仕上がっている。巻き返しVがあっても別に驚かないそれだけの底力は持っている。

問題はルージュバック。この馬は未だ距離適性がはっきりしていないが、基本的に中距離馬。府中のマイルG1のスピード勝負で折り合うことが出来れば当然好勝負になってくる。後は枠がどこに入るかによってくる。ここを勝てば中2週で安田記念か?1か月以上間隔を空け宝塚記念か注目が集まる。

怖い存在なのがスマートレイアーだ。脚質に幅が出たのは非常に大きい。今までは追い込み一辺倒の競馬しかできなかったが、自らラップを刻みマイペースの逃げに持ち込む事も出来れば。後方待機策もできる。これは非常に大きい。相手陣営もマークのしようがない。前に行くのか後ろに待機するのかすらわからない。一番厄介な存在の馬だ。

レッゴードンキなどの伏兵陣も多数。昨年の桜花賞馬が伏兵になってしまうのだから、今年のヴィクトリアイルのレベルの高さがよくわかる。