マイネルミラノ、第二の馬生も大忙し?

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先日行われた函館記念はハンデ戦らしくオッズも割れて1番人気でも5.0倍と見ごたえのあるレースになりました。また、ここ2年は連対してこなかった巴賞組からマイネルファンロンが2着に入りトレンドの移り変わりも見て取れました。巴賞12着馬は買いづらかったか、人気薄の激走となりましたが、前々走の湾岸ステークスでの逃げ切りでの勝ちっぷりは中々だっただけに、人気を落としすぎた嫌いもありました。

騎乗していた丹内騎手は同じマイネル軍団のマイネルミラノで3年前の同レースを勝利しています。そんなマイネルミラノですが、今年1月で現役を退いて、現在はビッグレッドファームにて乗馬兼当て馬として第二の馬生を送っていると週刊Gallop「風のたより」により報じられました。

競走馬としての獲得賞金は2億円を超えており、ビッグレッドファーム生産のステイゴールド産駒としては最も活躍した功労馬と言えます。繁殖シーズンには当て馬として、今月からは新人スタッフの研修用乗馬を務めているようです。

ステイゴールド産駒と言えばオルフェーヴルやゴールドシップに代表されるようにクセ馬、わがまま、気分屋といった印象が強いかもしれませんが、当て馬も乗馬も器用にこなす辺り性格の良い馬のようです。

乗馬といってもスタッフの研修用というのは一般ファンにとっては残念かもしれませんが、末永く元気で活躍してくれることをお祈りしています。