【スプリンターズS予想2019】三浦騎手、リナーテと共に悲願達成なるか？

今週は秋のG1第一弾となるスプリンターズステークスが日曜中山メインで開かれます。ルメール騎手はグランアレグリア回避により、どちらに乗るか悩むことなくタワーオブロンドンへと騎乗することとなりました。セントウルステークスを勝利し、サマースプリント王者にも輝き勢いにのるタワーオブロンドンですが、そんな今回注目したいのがサトノダイヤモンドの妹でステイゴールド産駒のリナーテです。

栗東・須貝厩舎の管理馬で、前走パートナーの武豊騎手がファンタジスト騎乗のため今回は三浦皇成騎手に手綱が回ってきました。

三浦騎手はデビュー当初はポスト武豊とまで言われた逸材で、武豊騎手の持つ新人記録も塗り替えるほどの勢いを見せていましたが、気がつけば中堅に差し掛かる年齢となってきました。大きな怪我を乗り越えて勝ち星を積み重ねてはいますが、やはりJRAのG1を勝利出来ていないというのは本人としても不本意なのではないでしょうか。秋も本格化してくれば短期免許で外国人騎手が来日してくるためG1へ騎乗することも難しくなります。その前に少なくともここで存在感を示しておきたいところ。

騎乗するリナーテは現状重賞勝ちもないですが、京王杯SC、京都牝馬Sでの2着や、前走キーンランドカップで3着と一線級とも張り合える実力は秘めているようです。先週のオールカマーではスティッフェリオがレイデオロやウインブライトといったG1馬を相手に勝利しており、ステイゴールドの勢いはまだまだ収まりません。

ファインニードルやカレンチャンなど、牝馬も勝利してきたレースでもあります。他にも多数の牝馬の出走がありますが、今年に入ってからの安定感を買って、今回はリナーテから狙ってみたいと思います。