気になる二歳馬。おもしろ馬名で良血統ボクハチャーリー

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エガオヲミセテ、オレハマッテルゼ、ドモナラズ、カゼニフカレテ、ロバノパンヤなどなど、和風で個性的な馬名をつけることでおなじみの小田切オーナー。

今年の2歳馬にもそれらしき珍名馬を発見したのでご紹介しましょう。その名も「ボクハチャーリー」。血統を見ると父Myboycharlie、母ダルシャ、母の父Sakhee、セレクトセール2015の1歳馬で4300万円で落札ということで、今回大いに奮発していますね!しかも血統も珍しく外国産。さらには社台ファーム生産。これは期待できるのか?

と思い購買者の欄を見ると「原禮子(はられいこ)」さん。てっきり小田切オーナーと思い込んでいたら違う方でした。オメガの冠、さらには武豊騎手とのコンビでアメリカ遠征が決まったヌーヴォレコルトでお馴染みのオーナーさんなんですね。

馬主歴は20年間と長いオーナーではありますが、ご自身のエッセイでも語られておられるとおり、現役含め過去に90頭ほどの所有と、少数精鋭でやられているオーナーです。購入は社台ファームが多く、馬主登録の後ほどなくして吉田照哉さん知り合われた経緯からと伺い知れます。

ちなみに気になるボクハチャーリーですが、すでに栗東・安田厩舎に内定が決まっています。もちろん馬名が面白いだけで注目というわけではありません。母ダルシャの半兄Darsiは2006年仏ダービーの勝ち馬。さらに4代母のDarazinaのいとこには1985年オークス勝ち馬ノアノハコブネが出ている名門血統でもあります。この馬がどんな風に成長するのか楽しみに見たいと思います。