【菊花賞2019予想】ホウオウサーベル、過去2年波乱演出のトレンドに続けるか

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関西、及び全国リーディングを競っている川田騎手とルメール騎手ですが、例年ルメール騎手は夏にバカンスを取るため秋以降の猛追が名物となってきていますが、スプリンターズステークスをタワーオブロンドンで見事勝利して順調な滑り出しの一方で、川田騎手はスプリンターズS、秋華賞と共に人気を下回る結果となっておりリーディング争いは熾烈を極めています。

牡馬クラシック最後の一冠となる今週の菊花賞は皐月賞馬サートゥルナーリア、ダービー馬ロジャーバローズが不在ということで、いずれも上位に食いこんだ川田騎手のヴェロックスは上位人気は確実、今回はクラシックで初の1番人気に推される可能性も高いだけに“今度こそ”の思いも強いのではないでしょうか。対するルメール騎手は乗り替わり参戦となるニシノデイジーで挑む予定となっています。

秋華賞と同様、春の二冠を制した馬たちが不在という今年の菊花賞ですが、ここ2年のトレンドから穴馬として注目しておきたいのが、ハーツクライ産駒のホウオウサーベルです。

ここ2年連続で3着に来ている阿賀野川特別1着からのローテーションで、鞍上を務める蛯名騎手にとっても菊花賞は過去に夏場にもまれて育ったマンハッタンカフェで制したレースでもあり、条件馬と蛯名騎手という符合には見逃せない雰囲気があります。

一昨年のポポカテペトルは13番人気、そして昨年のユーキャンスマイルは10番人気と、人気薄ながら3着に食い込んだことで波紋を呼んできている阿賀野川特別組。今年は前述の通り前二冠の勝ち馬不在で混戦という点と、前走で5馬身差というインパクトある勝利を経てきたホウオウサーベルなので、そこまでの人気薄とはならないかもしれませんが、トレンドに続いて今年も3着なるか、はたまた更に上の着順も狙えるのか、ぜひとも注目したい1頭ですね。