【武蔵野S予想2019】古豪の一発が今週も出るか?7歳東京巧者カフジテイク
先日行われたみやこステークスでは、インティが先行激化の波に飲み込まれたこともあって波乱の結果となりました。勝利したヴェンジェンスはオープンの1800mですが、前走でエアアルマスの2着という実績もあり、人気はやや低めだったものの重賞で相手関係が強くなっても対応可能なことが示せました。また、2着に入った古豪・キングズガード、3着の7歳馬ウェスタールンドの末脚を見ると、ダートは歴戦の古馬が息の長い活躍ができる舞台だという印象を改めて受けました。
今週は土曜東京競馬のメインレースで勝ち馬にはチャンピオンズカップ優先出走権が与えられる「武蔵野S」が開催されます。フルゲート16頭に対し登録19頭と人気のレースとなりました。東京巧者サンライズノヴァは久々に主戦の戸崎騎手へと戻るかと思われましたが、落馬負傷に伴い森泰斗騎手に手綱が渡りました。そして前走でヴェンジェンスを下し現在3連勝中と絶好調のエアアルマスに、インティのイメージを払拭しておきたい川田騎手、ダート転向後いまだ結果にはつながっていないホープフルステークスG1昇格後最初の勝ち馬タイムフライヤーに藤岡佑介騎手、3歳馬からは7戦6連対と安定感抜群のデュープロセスがルメール騎手と新コンビで参戦となり、頭数のみならずメンバー構成も見応えのあるレースとなりました。
ごまかしが利かず能力が発揮しやすい東京の1600mダートでは、さすがに先週のみやこSほどの波乱は期待しづらいですが、今回の登録メンバーで注目してみたいのが7歳馬のカフジテイクです。
これまでG1含めハイレベルなレースに数多く出走してきていますが、おととしのプロキオンS2着以降は連に絡めていないこともあり、G1で上位人気になったこともある馬ですが人気を落としてきていますが、東京コースは7戦して4着以下がわずか1回でそれも5着と、相手関係問わず上位に食い込む活躍を見せており、中2週となる今回のローテーションでも過去2勝を挙げていることからも、人気薄なら馬券妙味のある1頭となります。
騎乗する福永騎手としても人気を下回る騎乗が続いていることもあり、そろそろ結果が欲しいところではないでしょうか。